【再現性はあるのか】ビギナーズラックについて考える

自分を生きる




初心者が往々にして得る幸運のことを
ビギナーズラックと言います。

主に賭け事で使われる言葉らしいですが、
ゲームやスポーツにわたるまで
いろんなもので
使われる言葉になっています。

なぜ初心者に幸運は傾くのでしょうか。
それを引き寄せるのは何なのでしょうか?

それを意識して、
勝ちやすくなる
心境や環境を作り出してみるのも
一つの作戦になるのでしょうか?

それとも、
ビギナーズラックは
あくまで一過性のもので
再現不可能なのでしょうか?

ビギナーズラック戦法

ノースタイル戦法

“ノースタイル”

すなわち、
型がないということです。

何度か戦っていくうちに
お互いにお互いに傾向がわかってくるものです。
そうなってこれば、
経験者の方がうまく対応できるようになりますから
差が顕著に見えるようになります。

言い換えれば、
未熟な戦略ほど読まれやすく
つけこまれやすいということです。

つまり、
少しずつ小慣れてきた時の方が
相手からすれば扱いやすい
ということになります

ですから、
勝つためには
相手の先の先を読むか
ランダムに相手の想像を超える行動をとるか
その2択しかないのです。

ノーリスク戦法

“ノーリスク”

すなわち、
“失うものはない”
ということです。

始めたばかりの人には
失うべきプライドがありませんから
どんどん攻めた攻撃ができるようになります

実際の行動としては
ハイリスクな選択であるものの
自分としては失敗しても痛くないので
見かけ上、ノーリスクだ
ということになります。

「できなくて当たり前」
という前提条件のもとプレーしていますから
難しさや、陥りがちな罠など
そういったものには目を向ける必要はなくて
とにかく結果として最善となりそうな
選択を取ることができてしまうのです。

うまくいくか失敗するかは
2つに1つだとしても
成功することに全振りして
挑戦できる。

そうすることで、
ハイリターンを取る権利を得ることができるので
結果として、比較的高確率で
勝ちが舞い込んでくるのです。

オフガード戦法

相手を油断させるということです。

相手が油断していれば
付け入る隙が現れます。

相手が警戒していないその瞬間にだけ
圧倒的な勝機があります。

逆に、
「危ないかもしれない」
と、ガード体制をとられると
初心者はそのガードを崩す術を持ち合わせてないので
勝ち目がなくなります。

つまり
漬け込む隙を見せて、
チャンスを待つしか方法は
ないということになります。

最後に

ビギナーズラックは
初心者特有のものであって
それを狙って起こすのは
少々無理がありそうだ
と言えそうです。

もしあなたが、
“本気で勝ちに行きたい”
と思うものであれば
なおさら、始めたばかりの
ビギナーズラックが爆発していた
うまくいっていた時期の戦績は
忘れた方がいいと思うのです。

型がないというのは
すなわち”脳死状態”でプレーをし続ける
ということですから、
成長はありませんし、

リスクを考えないということは
結果として大負けを喫する
確率も同じだけあるということを
意味します。

そして、
相手の油断が唯一の勝機だ
という戦いには往々にして勝てないものです。

ビギナーズラックというものが
純粋無垢な始めた頃特有のものであることを
理解しておかないと、
いろんなラッキーの上で成り立った勝利を
実力だと信じ込んでしまうため
自分の実力を過信してしまうことに
繋がりかねません。

 

“勝ちたい”
という想いがあるのであれば
戦略を立てる必要がありますし、
“勝てたらいいな。”
であれば、
逆にビギナーズラックを引き寄せる方が
結果として勝機があるかもしれません。

あなたがどの程度の気持ちで
それに向き合っているのか
そこを整理して
ビギナーズラック戦法が適応可能かどうか
検討してみて欲しいです。

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