以前、
集中のきっかけを作るために
常に納期直前の
崖っぷちの状況に
自分を置くことで、
集中力を爆圧させられるのだ
という話をさせてもらいました。
→納期設定と集中力
今回はその続編になります。
精神的に自分を追い込むことで
背水の陣を築きます。
どんな課題が立ちはだかったとしても
“全部自分のせいなのだ”
そう考えるようにマインドセットしておくことで
手抜きが許されない
そんな状況を作り出すことができます。
集中するためのマインドセット
何か自分の担当業務が降ってきたり
何かのプロジェクトの一員だったり
立場や自分の寄与率がどうであれ
集中するためには
「これは自分の仕事だ」
と、本気で向き合う必要があります。
そうなるための方法が
言い訳を排除し
自責の念で向き合えるように
マインドセットすることなのです。
どうしてもやる気が出ない時、
以下の3項目を
3度ずつ
読み上げてみてください
「人のミスは自分のせいです」
「アンラッキー上等です」
「理不尽は受け入れます」
どこかのブラック企業か!
って感じかもしれませんが
どうしても集中したいのであれば
形にこだわっている暇などないのです!!
人のミスは自分のせいです
他の工程で
いくらか納期が遅れたとします。
身が入らない業務であれば
これは正直ラッキー極まりない現象です
なぜなら、人のせいにして
その業務を蔑ろにできてしまうからです。
「いや。僕は頑張りたいんですけど、
遅れが生じているので手がつけられないです。
僕は頑張りたいんですけどね!!」
みたいな言葉が通用しますから。
ここからわかる事は
人のせいにできる環境は
自分をサボらせる
ということです。
ですから、
「私は、人のせいにしません」
と初めに誓いを立てる必要があるのです。
人のせいにしてもいい
という前提条件があると
人が間違える余地を残した状態で
依頼をしてしまいます。
それはすなわち
手を抜くということです。
その逆を考えれば当たり前で、
1つ1つの仕事で失敗が許されなければ
想像できる範囲の準備は
ちゃんとやるはずなのです。
それだけでなく、
フォローも入れて
相手の困りごとにも寄り添いながら
確実に進行できる方法を
考えるはずなのです。
ですから、
他責の念を排除し
綿密に準備すれば
本気になれるそのモチベーションは
後から付いてくるのです。
アンラッキー上等です
電車が遅れたので
仕事に遅れます。
基本許される言い訳です。
しかし、
大事な商談であれば
何本も余裕を持って現地に向かうはずです。
「まあ、遅れてもいいや」
という甘えがあるから、
ギリギリを攻めるのです。
実際、いちいち気を張っていたら
キリがないですから。
当然だと思います。
世の中には
いろんな言い訳材料が転がっています。
それほどイレギュラーは身近にある
ということです
つまり、
それを避けて
確実に計画を進行させることは
非常に難しいことだと言えます。
それこそ、
石橋を叩いて渡るような
針の穴に糸を通すような
繊細で慎重な作業なのです。
集中しないで
糸通しをすることが難しいように
イレギュラー回避も
集中せずにやるのは難しいはずなのです。
理不尽も受け入れます
当然ここまでやるでしょ笑
という急なぶっ込みは
緊急であればあるほど頭にきますが、
それでも対応しなければいけない
場合があるので大変です。
そもそも“理不尽”というのは
“理(ことわり)を尽くさない”
ということですから
筋道立ってない
ぶっ飛んだ要求のこと
と解釈できます。
理不尽というのは
自分の立場からすれば
理にかなっていない
傲慢な物言いだということですが
一歩引いて考えると
相手の立場からすれば
何かしらの理屈があるかもしれな
その事実に気付けます。
それを理解してあげないで
“理不尽だ”
と切り捨てるのは
かわいそうではありませんか。
理不尽な目にあえば
もうどうでもよくなることも
少なくないですが
何よりやりきることが大事です。
相手の立場になれば
見える理屈かもしれません。
嫌々対応するのではなくて
受け入れてすぐに対応する
そして、
すぐに手から離す
そんな心持ちでいることで
心の平穏を保つ必要があるのです
最後に
正直どのように対応しても
ストレスはかかります。
人のせいなのに
文句を聴き続けられる人なんて
いないと思います。
不可抗力とはいえ
人に迷惑をかけているのに
平然といられる人も
少ないと思います。
そうだとしたら、
多少強引に自責の念を高めて
いつもの倍以上丁寧に
慎重に対応することも
特別しんどいことではない
と思えませんか?
短く片付くこともありますし
トータルとして、
早く楽になれるかもしれません。
なんにせよ
言い訳の分だけ
遅くなることは間違いないです。
本気でやり切りたい時は
ぜひマインドセット
というか自己暗示
してみてください。
コメント