【理解不能を理解する】見当違いに耳を傾けるメリットとは

自分を生きる




自分の主張を論理立てて説明した上で
適当にあしらった方が
何かと良さそうな質問や主張を
してくる人がいます。

そのような意見に
真っ向から向き合ってみることで
得られるものがあります。

見当違いの意見に込められた
ヒントに気づけると
長い目で見て有利になる場合があるのです

見当違いに耳を傾けるメリット

自分やチームの主張に対して
斜め上から切り込んでくる”突拍子のない意見”や

どう考えたらそうなるんだ?というような
“見当違いの主張”や

だからそれだけは違うって、、
と思うような、
“真っ向からの反対意見”など

自分やチームの論理立てた主張で
「こうだから、こうなんです」
と納得頂きたいような場面があります

そんな時に

「詳しくお聞きしても良いですか?」

と、相手の懐に飛び込んで
その意見と
そう主張する根拠を
聞き込んでおくとメリットがあります

そうすることで、
自分やチームの人は
考えもしなかった意見や
絶対に違うと棄て置いた考えを
正しいと解釈する人の思考回路を
知ることができます。

納得できなくても
まずは知っておくことが大事なのです

違う着眼点から物事を見れる

おそらく、
どんなに丁寧に質問しても
批判的な質問はやってきます

それは、
企画段階だろうが
進捗報告だろうが
実践中だろうが
どのタイミングでも
いつだって付き纏ってくるものです

基本的に
“こう聞かれたらこう答えろ”
というようなテンプレートで
対応することが一般的だと思います

チームとして主張するということは
その内部の人は
基本的にその主張に納得し
正しいと信じているはずなので。

そう考えれば
批判的な意見というのは
先入観や価値観を取っ払った
外側からの貴重な意見だ
と捉えることができます。

その場でしか聞けない主張であるので
詳しく聞いて損はないはずなのです

まだ見ぬ課題や需要に気づける

チームの主張に対して
反対の意見が飛んできた時、
自分の主張と相手の主張の差異を
論理的に説明して対応します。

そのように対応しておけば
マニュアル対応ですみます

ですが、
そういう人の意見にこそ
目に見えないシーズやニーズが
隠されています

“なぜそう思うのか”
“何か心配点はあるのか”
“過去に何かあったのか”

そんな着眼点で聞いてみると
何かと有益な情報がききだせます

結果として、
自分やチームの主張を曲げなかったとしても
おいおい課題になるだろう種に
事前に気付いておくことができます。

最後に

他部署であったり
新人であったり
仕入先や客先であったり
自分の所属するチーム外の人と
会話をする機会は非常に有意義です。

アドバイスを聞きに行こう
という姿勢であれば
自然と意見に耳を傾けられますが
自分が主張する側になると
論戦体制になってしまいます。

「いやいや。それは違うから。」

と、あしらいたくなる意見にさえ
耳を傾ける習慣があると
何かとプラスになると思うのです。

その背反は
時間がかかってしまうということです。

自分の価値観との差異を見つけに行くような
縫い代を探す行動ですから、
時間の余裕を積極的に作りたいところです。
→余白を作る話はこちら

是非とも、
見出した課題や需要が
プラスに働くとおもいますので
余裕を生み出してでも
1言2言会話してみてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました