【成長の兆し】細かい所が気になるということ

自分を生きる




前よりも“細かい所が気になる”
という気持ちになるのは
成長している証なのです

細かい所が気になる理由

細かく指摘してくる人には
2種類います。

1つは、
相手を困らせるのが好きな人

そしてもう1つは
失敗経験がある人
です。

前者でありがちな
“なんか突っ込んでやろう”

意気込んでいる人の細かい指摘は
その人の自己満です

それと比べて
“自分と同じような失敗をしそうだ”
そう感じた人がする指摘は
転ばぬ先の杖のようなものですから
大変有意義です。

多少嫌な顔をされたとしても
同じ轍を踏まないために
伝えようとしてくれるわけです

 

そう考えると
今まで以上に
自分が細かい所を気にし始めたのは
多くの経験が思考回路として
定着したからだと言えます。

つまり
“細かい所が気になり始めた人”は
経験が身になっているということですから
それは”成長の証だ”と言えるのです

気になり始める細かい所

脱線が気になる

昔以上に、
論点や重点、
本質に目がいくようになるので
“話がそれること”
すなわち
“脱線”に対して厳しくなります。

「そもそもこれって関係なくないか?」
という部分に”待った”をかけられます

 

特に、
相手の言葉のニュアンス違いや
資料の誤記が気になります。

それを目にしたり聞いたりする
全ての人が誤解する危険性を
知っているからです。

 

自分自身の言葉が
混乱を招き
収集つかなくしてしまった経験がある人こそ
そこに対してシビアになれます

抜け漏れが気になるから

「これも大事だよね」
「あれも大事だよね」
という指摘が
湧き水のように出てきます。

自分が過去検討し忘れて
痛い目を見たポイントは
特に印象的に残るので
痛い目を見た数だけ
着眼点が増えます。

 

経験の浅い時期に
このような
“抜け漏れはないか”
という言葉責めにあうと
耳をふさいでしまいます

なぜなら、
情報量が多いし
言いくるめられている気がしますし
完璧に抜け漏れなくするのは
途方もない作業だからです。

とはいえ、
耳を塞いでしまうと
わざわざ1つずつ
痛い経験を積む羽目になります。

その分、教訓は痛烈になり
自分の着眼点がますます
厳しく細かくなるのです

最後に

一個注意したいのは
“言いたがり”になってはいけない。
ということです

みんなが「うんうん」って聞いてくれるからといって
気持ちよくなって話し始めると
もはや自分が毒になりかねません。

 

細かいところに目がいく人は
自分自身のミスを
自己修正できる地力がある
ということを意味します。

チームにとっても
ありがたい存在であること
間違いなしです

 

今まで”気づかなかったこと”
“気にも留めなかったこと”に
意識が向くようになることを
成長と呼んでいいと思うのです。

“なんか口うるさくなってしまった”
と悲観的になる必要はないのです

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