水は無重力だと球状にまとまります
自然の現象の多くは黄金比に従い
等比で収束していきます。
何が言いたいかというと
世の中の複雑なことも
基本的には単純な形にまとまっていくのだ
ということです。
例えば、
世の中で一番シンプルで高効率な
エネルギー生産器官は植物です
植物は、
光合成という反応を介して
太陽光と水と二酸化炭素だけで
あれだけ巨大な体を支えて
生命活動を維持していることになります。
そう考えると
植物のエネルギー生産活動は
非常に効率的だと言えます。
人類は
そういう高効率な生き物である有機物を
燃やすという一番シンプルな形で
火力というエネルギーを取り出しました。
確かにそれでものを燃やしているうちは
熱としてエネルギーを使っていますから
高効率にエネルギー変換を果たしていると言えます
一方で、そのエネルギーを
はたまた動力として取り出そうとすると
効率はガクッと落ちるわけです。
この事実から、
エネルギーを取り出すということが
いかに難しいことかを学ぶことができ
逆に世の中のものが
どれだけ高効率に動いているのか
その事実を痛感することになります
例えば、
小さなエネルギーで
大きな活動力を生み出しているもの代表は
人間を始めとする生物です。
生物はせいぜい数百から数千kcalで
長距離を移動し重量物を持ち上げ
多くの細胞の活動を維持します。
話は変わりますが
肝臓という器官があります
肝臓の主な役割は
・エネルギーの貯蔵
・有害物質の分解解毒
・胆汁の製造
ですが、
細分化すると数百以上の役割を果たしている
と言われています。
それを人工的なプラントで再現しようとすると
東京ドーム規模の巨大な設備が必要になるらしいです
そう考えると
どれだけ肝臓が小さい体格で
高機能な役割を果たしているのか
想像に易いのではないでしょうか
つまりは
人体の臓器を始めとする
動植物の生命維持器官というのは
進化の過程で何万何億という時間をかけてきたわけですから
間違いなく最適な形に収まっているのだ
と言えます。
これは何を意味しているのか
それは、いかなるものも
部品点数や工程を減らし
より小規模に小型になりながらも
もともとのパフォーマンスは落とさないように
どんどん高効率化を果たしていくということです
何をするにしても
余肉は余肉でしかないということです。
最終的にシンプルになるのが
余の真理ですから
最初から
できるだけシンプルに本質だけ
捉えるようにしてければ良いと思うのです。
それが一番難しいんですけどね。
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