“今思えばもっと安くできたな”
という経験と
“最初からケチらずにやっておけば、、”
という両極端な後悔があります。
どちらも損した気持ちになることには変わりませんが
前者は遭遇頻度が高い一方で
後者の方が圧倒的に損が大きいです。
何か決断をする際には
両方の目線から未来を予測し
損失を回避するようにしましょう。
安くできたという後悔を回避する方法
これは無知ゆえの失敗です
あの時にもう少し知識があれば
余分な出費をしなくて済んだのに
そういう類の失敗です。
そんな後悔から逃れるためには
知識武装をする必要があります。
普通より高いお金を払う理由は
余計な機能をつけているから
余計なサービスを受けているから
タイミングが悪いから
大きく分けてこの3つで語れると思います
身につけた知識で回避していきましょう。
余計な機能はないかと注意する
“余計な機能”とは”使わない機能”です
“使わない機能”は、
“もともと足りている機能”と
“あっても使わない機能”の
2つに分類できると思います。
何かにお金を支払う時はまず
自分は何にお金を使うつもりなのか
そこを先に確認しておく必要があります
余計なサービスを受けていないか注意する
“余計なサービス”とは、
“自分でできることを人にやってもらうこと”
“使わないのについているもの”
これらの2つに分けられます。
人にお願いするとお金がかかることは
自分で10分歩けばタダなのに
タクシーで1km走れば千円弱することを想像すれば
容易に想像が付きます。
本当に人にやってもらうべきことなのか
そこには細心の注意を払いたいです。
自分でやれば間違いなく安くなるわけですから。
タイミングに注意する
購入するタイミングは2つあります
“今すぐ欲しい時”と
“安い時”です。
今すぐ欲しい時は
少しお金を払ってでも
今すぐ手に入れたいということです。
逆に今すぐはいらないものは
わざわざ高い時に買う必要はないのだ
ということです。
そうでもないのに買ってしまうと
もっと安く買えたのに
と後悔することになるのです。
ケチらなければという後悔を避ける方法
この失敗は、
目的を履き違える時に起きます
何かを買うということは
必要な機能とサービスを備えているものを選び
それを手元に置いておくことが目的です
目的を履き違えるということは
必要な機能を持たないものを
手元に置いている状況を指します。
これはつまり
買い物を間違えた
ということに他なりません。
買い物を間違えたとすれば
買い直しに出向き
そしてまたお金を払う必要があります。
これは非常に痛い損失です。
ですから重要なのは
買い物リストをちゃんと作って
それ通りにちゃんと買うことなのです
正しくリストアップすること
例えば
「カレーが食べたい」
と頼まれたとします。
もちろん、
王道な素材を集めてこれば
カレーは作れますし、
CoCo壱番屋に行けばテイクアウトも出来ます
「本当はスープカレーが食べたかった」
とか言い出されたらお手上げです。
“何が欲しいのか”
をしっかり考えないと正しく要望に
答えられません
ちゃんと要望を聞いた上で
必要なアクションを起こさなければ
いけないのです。
買い物リストを正しく作ること
当たり前ですが
買い物リストが正しくなければ
間違ったものを買ってしまいます。
電話やメールで
曖昧なお願いの仕方をすると
「欲しかったのはそれじゃない!」
ということになってしまったりします。
これは依頼者の責任です
間違いなく望むものを買ってきてもらうためには
絶対に誤解を生まない方法で
買い物リストを作りこむ必要があるのです。
ちゃんと買うこと
買い物リスト通りの
買い物をしなければ
何の意味もないです。
アドリブきかせると
どんどんもともとの方向性から外れていき
全く別ものになることもあります。
何のために買うものを選んで
わざわざ間違えないようにリストアップしたのか
そこを忘れてはいけません。
最後に
会社で仕事を進めていると
“報告をするために結果を出す”
という本末転倒な絵姿を追う場面に
遭遇します。
これが一番危ないです。
数ヶ月後に結果を出せれば問題ないものを
報告する材料を揃えるために
暫定的な条件で
暫定的な結果を追うことになるからです
こういうものが将来のやり直しを生みます。
結果がどれだけ早く欲しくても
項目の足りない買い物リストを使って
買い物を進めてはいけないのです。
損はしても後悔しない選択をしたいところです。
コメント