今まで、
「気持ちで乗り切ってきた」
と思っていたことが幾つかありましたが
ちゃんと振り返ってみると
「気持ちだけでなんとかなった。」
なんてことは、一度足りともなかった。
ということに気付けました。
実行力とは
“実行力”とは
文字通りそれを”実行する力”です。
スポーツで
勝ちたいというのであれば
「点を取る力」
が必要になるだろうし
〇〇が作りたい
というのであれば
「技術力」
が必要になります。
そう言った
何かをなすために必要な力を
実行力というのです。
気持ちだけではダメだと言える理由
「これをやりとげたいんだ!」
という気持ちがいくらあったとしても
成し遂げられません
必要なのは
自分自身を確実にゴールまで送り届けられる
“実行力”なのです。
人を巻き込む力だけではダメだから
たとえ”実行力”が無くても
「人を巻き込む力」や
「人を引き込む力」があれば、
ゴールまで突き進むことができそうな気がします。
しかし、
思い返せば容易に分かりますが
「自分は何もできないんですけど
人に恵まれて形になりました」
とか言うサクセスストーリーがあったとしても
その人が手ぶらで何の能力も持っていない
なんてことはありえません。
例えば、
人を巻き込むための言葉を発するのに
長けている人がいたとして
その人の説得力を支えているのは
“予備知識”です。
それに加えて、
“言ったことができる”という
実力も必須事項であるはずです。
納得して
「確かにそういう考え方だったらそうなりそうだ。」
「ついて行って間違いなさそうだ」
そう思わないと人は動きません。
“言葉に力がある”
というのはいわば追加能力であり
装備魔法のようなものです。
それを輝かすためには、
自力が必要なのです。
努力できる才能が結果を生むわけではないから
あの人は、
誰よりも努力したから
一位になった。
というのは、
半分間違いだと思うのです。
誰よりも努力をした結果
弱点を克服し、
付け入る隙が無いほどの
実力をつけたから勝てた。
どんな相手でも崩せる
技術を体得したから勝てた
因果関係はそこにあるはずです。
勝ちたい気持ちが強くて
すごい努力を続けたとしても
実力に還元できていなければ
目的に通じることはありません。
気持ちがあれば
なんとかなる
というのは違うのです。
最後に
僕自身
自分の強みを
勘違いをしていました。
情緒的な話ができることが
強みだと思っていました。
確かにそれは
武器として使えますが、
何でもかんでも通用するわけではないことに
気が付いたのです。
何に挑戦するとしても
それらしく気持ちを込めて
熱量込めて話せれば何とか乗り切れる
と思っていましたが、
それは大きな勘違いでした。
それが本領発揮するのは
持論をしっかり持ち、
その分野に対して知識と経験を
十分に持ち合わせている時だけなのです。
話は変わりますが、
最近あるコンテストに応募しましたが
結果がついてきませんでした。
自分の熱量が足りなくて負けたわけではない。
それに気づけただけでも儲けもんでした。
シンプルに、
実行力がないことが浮き彫りになり
説得力が不足していましたので
落選してしかるべきです。
何をするにしてもベースは実行力なのだ
ということを肝に銘じて
頑張っていきたいです。
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