人を集めるということは
ものすごい価値があることだ
ということを認識する必要があります。
中心になって”イベント”や”チーム”や
“ミーティング”を催すときは、
自分の一声で
これだけの人間を拘束してしまっている
という事実を忘れてはいけません。
人を集める際の3原則
人の時間を頂いているということ
社会人にもなると、
人の1時間ってのは
1万円の価値があったりします。
仮に十何人集めようものなら、
その時間が持つべき意味ってのは
相当大きくなってしまいます。
誰を何人呼ぶのか、
改めて確認してみると良いと思います。
社会人じゃなくても同じです。
“100人”人を集めるってことは、
数十万円以上の価値があります。
これだけの人数を集めて一体何がしたいのか。
今一度、その意味に注目してみることを
お勧めします。
綿密に準備するということ
社会人だろうが、学生だろうが、
自分が中心で人を集めたのであれば
その覚悟は間違いなくしておく必要があります。
今日は何が目的で集まっているのか。
それを明確に伝える必要があります。
1時間なのか、数時間なのか、1日なのか。
集めたからには、計画を立てて、
1秒も無駄がないように努める必要があります。
それは、集めた側の人間の覚悟ではないのでしょうか?
確実に成果物を出すということ
準備をした上で、
いざその集まりを運営した時に、
その日の最後に何が残るのか、
これがすごく大切だと思います。
知恵を集めて到達した
結論には価値があります。
練習をすることで、
身につけたスキルにも価値があります。
何もなかったなんてあってはいけない。
目標に対してどんなに小さくても
できたことを数えることが必要なのだと思います。
集まってくれて当たり前だと思うな
同じ価値観を持つものだから、
同じ目標を持っている仲間だから、
集まって当たり前、参加するのが当たり前。
その認識は今すぐ捨てたほうがいいです。
意義に賛同して集まってくれたとして、
あなたが準備した時間に
その意義を見出せなかったら
次回は参加してくれなくて当たり前だし、
参加を強制しているようなものなら、
モチベーションにムラがあって
当たり前だと思います。
チームとしての意義を示して、
それに賛同してして集まってくれているという
前提があったとしても
常に、意識してほしいことがあります。
それは、
「“今日は有意義だった”と自信を持って言えるのか」
ということ。
みんなでやるって決めたから、
とりあえず集まる。
これではチームは前に進みません。
人の時間を尊重して、
確実に成果が出せるよに準備を行い、
そして、どんなに小さくても成果を出す。
この原則を忘れてはいけないと思います。
最後に
最近の僕自身の話です。
結構頑張って作った資料があって
それを使って議論する場に出てみると、
それに対しての言及はないままで
議論は進んで行き、
そして結論にたどり着いて終わってしまいました。
少なからず褒めてもらえないかなとか
評価してもらえないかなっていう
甘えがあったんですけど
社会に出るということはそんなに
甘いことではありませんでした。
それは当たり前で、
人の時間を頂いて、集まって、
議論をして結論に到達することが
意義なのであって、
自分の成果物を褒めてもらう場ではないからです。
ここまでやって当たり前なんだということを
学んだ瞬間でした。
コメント
[…] 以前、 チームを運営する側の人間は 覚悟を持って運営するべきだという 趣旨の内容を書きました。 →人を集めるということ […]