【アジャイル開発】やりきるために用意すべきものとは

自分を生きる




アジャイル型の開発手法について勉強しました。


アジャイル開発とスクラム


いちばんやさしいアジャイル開発の教本 

ユーザーと直結する
システムやアプリケーション開発を
推進するための手法ですが、
その考え方と仕組みから得られるものは大きいです。

それがどういうものかは
専門書を読むのが適当ですから
ここでは語りません。

ただし、
そのエッセンスを
ソフトウェア開発に携わらないものに
活かすための考え方については展開できます。

明日からの
仕事やり切り力につながるように
エッセンスをお伝えいたします。

アジャイル開発とは

とはいえ、
そもそもアジャイル開発ってなんじゃ
って感じだと話半分になりますから、
少しだけ触れます。

“アジャイル”とは
俊敏性を表す
“agility”
という英語のルーツにある

前進する/行動する
“agile”というラテン語が
語源にあるということです。

近年口コミやレビューを通して、
数万のユーザーから
大量のフィードバックが受けられるように
なってきたため、
今まで通りの進め方では
時代遅れで到底間に合わなくなってきたため
採用され始めた開発手法になります。

たくさんのユーザーを獲得しているサービスは
大抵この開発手法を確立しています。

何が違うかと言えば、
アプリのアップデートのように
とてつもない速さで改善し
随時更新を可能にした。
ということです。

パズドラが
パズドラ2とか3とか出さずに
常に1つのアプリでサービスを
続けられているのも
このためです。

フィードバックを受けて
検証して
世に送り出すまでに
数か月から数年かかっていた
従来の開発手法とは全く違うことが
よくわかるのではないでしょうか。

やりきるために用意すべきものとは

アジャイル開発のエッセンスは
その”開発環境の構築”と
“チーム環境の確立”にあります

そのように切り分ければ、
開発するものが
アプリケーションじゃなかったとしても
日々の思考プロセスとして適応可能なのです。

開発環境を整えよ

アジャイル開発で大事なのは
“常に動く形であることだ”
と言います。

動く形にしておくことで、
動作確認と
検証とフィードバックが
同時にできるので早いということです。

参考書では、
高速に石橋をたたきながら渡る
という比喩が用いられていました。

 

これは非常に難しいですし
理想論ですが、
意識しておくに越したことはなさそうです。

例えば、
車の開発であれば、
ベースの骨格はそのままで、
着手した部分だけ取り外して付け替え、
そこだけを変化点としてテストすること

例えば
パフォーマンスであれば
ストーリーの構成を変えずに、
あるパートだけをごっそり入れ替えて
検証すること。

そんなイメージです。

1つ試すのに、
前後含めていろいろやり直さなければいけない
という環境が良くないのです。

 

まずは、
しっかり形を作って
そこをベースにすること
それが大事だと言えます。

いきなり完璧を目指さずに
まずは、簡単な形から始めることが重要そうです。

チーム環境を整える

スピード感を出すために大切なことは
意志疎通が滞りない状態であることです

滞りがどんな状況で生まれるかと言えば
・モチベーションがバラバラの時
・やるべきことの認識が違う時
・指示がないと動けない時
以上のシチュエーションが考えられます。

それを解消するためには、
チーム全員が同じ目標を目指して
同じ温度感と優先順位を持ち
自分で考えながら進められる環境が
必要になります。

具体的な手段としては、
・デイリースクラム(朝礼的なmtg)
・プランニングポーカー
・ふりかえり(KPT)
が挙げられています。

かみ砕いていえば、
毎日密にコミュニケーションをとり、
週の初めには計画を
終わりには振り返りをしなさい

ということです。

至極当たり前のことですが、
これが仕組みとしてできていると
チームがスムーズに回るということです。

これなら、
自分ひとりにも適用できますから
明日からでも実践できます

最後に

何よりも大事なのは
まず1つ動く完成形を作るということ

そして、
いろいろ推奨されるやり方はあるのですが
手段に踊らされてはいけないということです。

たとえば
チームビルディングも
結局よく話せる環境づくりと
目線合わせが大事ですよ。

本質はたったそれだけですから。

アジャイル開発も
仰々しい言葉ですが、
日々の改善活動の延長みたいなものです

本質はそれだけです。

難しく考えずに、
まずは環境づくり
習慣作りに挑戦する
その先のアップデートは
まさにアジャイル型で、
組み込んで検証して採用判断する
そういう進め方が良いと思います。

小さく初めて見て、
確固たるやりきり力の定着に励んでいきましょう。

 

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