【思考の軸】行動に影響を与える考え方について

自分を生きる




同じ価値観を持っていても
方針が違えば取るべき行動は変わってくる

同じ教訓を得たとしても
反映される行動指針は違う

教訓や価値観は
一般的な形で書き記されるので
万人に対して同じ印象を与えますが
それに対して納得するかどうかは別物なのです。

さらに付け加えるのならば
その考え方に納得したからと言って
そのまま行動に反映させるわけにもいきません

自分の信念
考え方の根本
思考の軸の存在が
行動に影響を与えるのです。

行動に影響を与える考え方の話

教訓の話

教訓は
“AをするとBとなる”
というものです。

それに納得したものは
Bという結果が欲しければ
Aという行動を採るはずです。

ただし、
Aという行動を採用するのが難しい
と判断した場合、
Aの代わりにCという行動を採ることも可能です。

これは
同じ教訓を得たとしても
“だから私はこういう行動を取る”
という行動指針は
その人の思考の軸で変わってくる
ということを示しています。

価値観の話

“Aが美しいと思う”
“Bという考え方に共感する”
という価値観に対して
“確かにそう思う”
と感じる場合と
“私はそうは思わない”
と感じる場合の2パターンがあります

これらは、
認知はできるけど
納得できるかどうかは別問題だ
ということです。

例えば
シイタケがおいしいと感じる
と言う人に対して
“全然理解できない”
と言う人がいますが、
「あなたはそうかもしないが
私はそうは思はない」
という意味ですから
“あなたはそう感じている”
という状況については
受け入れているということになります。

犬派か猫派か
という不毛な議論もありますが
正直タイミングによって変わるものでは
無いでしょうか

価値観と言うのは
状況でかわるのです。

“今の自分はこう考える”

という思考の軸で
判断は揺らぐのです。

最後に

人生の行動を決める上で大事なのは
価値観や教訓だけでなく
自分がそれに対してどう解釈して
自分はどう行動に反映するのか
という”思考の軸”なのです。

思考の軸が異なれば
同じ教訓同じ価値観であっても
とる行動は変わってきます

だから、
普遍的な考え方があふれかえっても
みんな違う生活を送っているわけです。
これが人生の面白いところだと言えます

色んな人と会話して
自分とは違う選択肢を取った人の
自分とは違う生活は興味深くて有意義です。

「それ観たよ!」
と同じ経験をしたとしても
そこから何を感じるのかは異なるのと一緒です。

些細な違いに目を向けてみると
面白い思考回路にも出会えるかもしれません。

自分の考え方の幅を広げる鍵は
身近なところにありそうです。

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