【新しい価値観に出会う】インディペンデント映画のすすめ

日本で生きる




イオンシネマでおなじみの
商業映画ではなく

スポンサーが付かない
監督のエゴが詰まった映像作品
インディペンデント映画を見てきました。

おおぶ映画祭ということで
気軽に見れる機会がありますので
是非見てみてはいかがでしょうか
→詳細はこちら

インディペンデント映画とは

これはいわゆる自主制作映画です。

一つの映像作品として
監督が作り上げるものをそういうわけです。

特徴は
上述した通りスポンサーが付かないということ

スポンサーが付かなければ
表現したい内容や
使う役者について
横やりを刺されることもない
表現の仕方も自由

ただ内容を伝えるだけでなくて
こだわりのポイントもたくさん詰め込める

小道具一つとっても
こだわりぬけるものです。

シリーズ物でもなく
原作がある訳でもない

一人の人間が
表現したいと思ったものを
多くの人間を巻き込んで作り上げる
その成果が
インディペンデント映画なのです

インディペンデント映画を見た感想

多くの人が支え合ってこその作品だということ

自主製作映画ということで
派手な商業映画に慣れ親しんだ
一般市民にとっては
物足りない感じのものが多いのかな
そんな気持ちで足を運びました。

実際には
そんな気持ちとは裏腹に
クオリティの高い映像作品だらけで
びっくりしました

個人の趣味程度の物が並んでいると思っていましたが
その偏見は打ち砕かれたことになります

 

映像作品を見たうえで
エンドロールを眺めていると
10分~30分程度の作品であっても
本当にたくさんの人が関わっているという
事実に気づかされます。
→エンドロールの話(【裏方にも光を】エンドロールの深みを知る)

多くの人を巻き込み
作りきるというその気概がかっこいいです。

作品としての見ごたえがすごい

小説という表現媒体は
文字で人に訴えかけます
文字は目を通して脳に映像を映し出させます。
人の想像力に依存する作品だと言えます。

音楽は
耳を介して音で表現をします。
半一方的に思いを発信できます。

同様に、
演劇や演舞は
視覚的な情報と
聴覚的な情報を
観客に積極的に発信しますが
その場の雰囲気いわゆるライブ感があって
完成するという意味で独特です。

 

映像作品も
視覚情報と
聴覚情報でお客さんに
メッセージを伝えます。

これも一方的に情報を与え続けられる形の
表現物ではあるものの
小説と同じように
お客さんの想像力あってこそ
完成する要素の強い作品形態だと
言えると思います

それは、
演者の表情、
使う音楽、
映像にかけるフィルター
カットの構成などなど
技巧を凝らして
様々な角度から訴えかけてきます。

 

小説だと
読み飛ばしてしまいそうな
細やかな表現や伏線
絶妙な言い回しに気付くことは大変です。

一方で
視覚的な情報は非常にわかりやすいので
多くの人がその工夫に気付くことができます。

きつくと勘繰りたくなるものなので
その後の話のタネになります。
語り合いたくなる要素が強いので
鑑賞後もその余韻が続きます。

これも一つの魅力だなと感じました。

最後に

今日は2つのことを強く感じました。

1つ目は、
やりきるためには
たくさんの人を巻き込まなければいけないのだ
ということ。

2つ目は、
こだわりを込めて作品を作り上げるということは
さぞかし楽しいのだろう
ということです。

 

細部にこだわっていて
抜け目なく仕上げてきているものを見ると
期待値が上がります。

ですが
そこまで磨き上げるというのは
並大抵のことではないのです。

スポンサーが付いて
莫大な予算の中でやりきるのと
自主製作で拘りぬくのは
訳が違います。

だからこそ、
自主制作作品には人間味が強く宿るので
尚更奥深い見ごたえに繋がるのだと思いました。

3月19,20日に本祭があると言ことです。
ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

新しい経験ができますよ。

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