「それって僕らにしかできないことなのか?」
と問いかけられた時、
「これは僕らにしかできないことだ」
と力強く答えられますか。
もし回答が難しいときは
その時の判断基準に”速さ”を
採用してみてはいかがでしょうか。
いつまでにどれくらいできるのか
という見方で自分たちの能力を見てみると
自分たちの強みが見えてきます。
短納期で仕上げられるということ
どれくらいのレベルを
どれくらいの量
どれくらいのクオリティで
という前提条件は付きますが、
求められるクオリティを
一番早く提供できる
と言うところに”力量”が現れます。
クオリティは低いが
とにかくたくさん作ることができるのか
クオリティはそこそこだが
そこそこの速さでたくさんつくれるのか
1品ものだが
とにかくクオリティの高いものが
素早くできるのか。
“どの分野で一番になれそうなのか”
そこを真剣に考えてみると
自分の立ち位置が見えて
いるべき戦場が見えてきます。
時間をかけるということ
納期がなく
未来に向かって挑戦するようなことは
言ってしまえばだれでも挑戦できるのです。
なぜなら、
時間をかければたくさん作れるし
時間をかければクオリティも挙げれるし
時間をかければ負担も減るからです。
だから、競争力は下がるのです。
“いつまでにどれだけ”
このキーワードで
精査してみると
どこに注力すべきか見えてきます。
最後に
長期的な視点での挑戦は
パワーのある人から見たら
リスクを伴う投資分野だと言えます。
なぜなら、
自分たちの優位性を活かせられないからです。
逆に、
パワーの無い野心家にとっては
長期的な戦いにこそ付け入る余地があるのです。
そこには
競合の優位性は
強くは働かないからです。
では逆に
競合が満を持して
リスクを冒してまで攻めよう
と思うためにはどんな要素が必要なのでしょうか
それは、
いまから入っていかないと
確実に負けてしまう
という危機感がそこにあることです。
“ここにいてはいけない”
と思うことでしか
重い腰は上がらないのです。
危機感を伝える
ということは難しいです。
「お前に言われなくても」
と上は言います。
でも、動けないのです。
上が動くと
下が動き出します。
芋づる式に大量の人間が動くので
動き出したら止めるのが大変になります。
だから動けないのです。
まずは、
自分の強いところを活かして勝負することが大事だと言えます。
それが具体的に何なのか。
しっかり言語化する準備をしておきたいです。
その上で、
上を転がす準備を始めたいです。
なんたって長い計画なのだから。
焦らなくてもいいのです。
虎視眈々と攻めていきましょう。
コメント