【大切にしたい価値観】世界観にこだわるということ

自分を生きる




今回お伝えしたいのは
世界観にこだわるということが
一流でいるためには欠かせない要素である
と言うことです。

世界観を意識すべき意義

今日は、
スタートアップの卵たちのプレゼンを聞く機会がありましたが
あるチームのプレゼンを拝聴して
世界観が大事だということを痛感させられた。

抜きんでていたのが
“おもてなし”を題材にした
多国籍メンバーからなるチームの
プレゼンでした。

海外出身だからこそ驚いた
日本のおもてなしの心。
冒頭に語られたその背景に
グッときました。

 

彼らのプレゼンで非常に良かったのは
コンセプト・プロダクト名が
凝られていて共感を呼んだこと

全体的なテーマカラーが
温かくプレゼンの雰囲気に合っていたこと

プレゼンターが
飾らない雰囲気で
親近感がわいたこと。

そして、
キーとなるソリューションのアイデアも
斬新で面白かったこと

 

総じて共感が持てました。

 

聞き手が人である以上
感動と言うものが
得も言われぬ加点ポイントであることは間違いないです。

頭一つ抜き出るためには
欠かせない部分になることを
実感しました。

世界観への拘り方

よさこいの演舞を作成していた時
意識していたことが
“雑味の無い演舞”
だったことを思い出しました。

たった4分間と言う時間で
世界観に引き込み、
作品に没頭させ
余韻を残す。

そのためには、
“お客さんに疑問符を付けさせてはだめだ”
そう思ったのです。

当時、そんな作品を作るために
意識して拘りぬいたことを
改めて文字に起こしたいと思います。

字面としての統一感

リンクに示した作品は
“祈織”といいます
(いのりと呼びます)

七夕をモチーフにしております。

短冊に願いを込める様子を連想させる”祈”
織姫・彦星を連想させる”織”

七夕らしいニュアンスを詰め込んだコンセプトです。

タイトル選びにも
たくさんの時間をかけたことを思い出します。

視覚的な統一感

衣装はThe七夕カラーを選びました。
背景には七夕飾りと短冊
そして、天の川を連想させるような
夜空が描かれます。

音が始まる前からが勝負

板付きの絵面で
しっかりと作品の雰囲気を伝える努力をしました。

聴覚的な統一感

曲は和製オーケストラ
というキーワードをコンセプトにおいて
ストリングスが目立つようにしてもらいました。

七夕は
地上と星空両方が舞台のイベントです。
時間的にも距離的にも
大きな隔たりがありますが、
ずっと昔から切れることなく文化は引き継がれてきました。

その刻のつらなりを、
ストリングスのなめらから音色に重ねたいと思ったのです。

視覚的な盛り上がり

見ているお客さんの頭に
疑問符が出ないように、
衣装替えを用いて曲にあった場面を演出しました

質感の違う布を使って
最後の最後まで変化を加えました。

ただ盛り上げるのではなく、
派手に盛り上げるのではなく、
曲に沿った厚みのある盛り上がり方を意識しました。

聴覚的な盛り上がり

宇宙を舞台に語られる
もっとも壮大なラブストーリだと言えますから
ラストは最高に情緒的に盛り上げたかった。
だからこそ、オーケストラをベースにしたかったのです。

最後に

社会人一色になってから
世界観にこだわることを
すっかり忘れていました。

細部にこだわってこそ、
神が宿るものですから
拘りなきアウトプットに
感動することはないのでしょう。

本日嗜好を凝らした至高のスライドを目の当たりにして
最上級の物が意識すべきポイントは
何を表現するにしても
同じであるということがわかりました。

それこそが世界観なのです。

もしあなたが今後何かにこだわれるのであれば
テーマに沿った雑味の無い一つの作品を作り出すことを意識して
細部にまでこだわりぬいてほしいと思いました。

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