【かつてスポーツマンだった30代へ】肉離れを経験して思うことと今すぐに取り組みたいこと

自分を生きる




今回お伝えしたいことは
体の衰えは確かにある
ということです

けがのリスクと合わせて
気を付けるべきことをお伝えします

けがのリスクが高い事実を理解するべし

ある生体の先生が
春が一番怪我しやすい
とおっしゃっていました。

その理由は
進学・就職を伴う引退で
体の負荷が急激に下がっている時期だからだと言います

これは
モノの数か月でも
運動から距離を取ってしまうと
急激な負荷に耐えられない
と言うことを物語っています

特に、
今までアスリート急にスポーツをしてきた人は
毎日トレーニングを積んでいる中で発揮していた
“フルパワーだった”
と言う事実を理解しなければいけません

 

そう考えると、
モノの数か月ならまだしも
久しぶりに体を動かしたいと思った大人が
本気で体を動かすことが
どれほど危険なことか想像つくのではないでしょうか。

それはまさに、
ガレージで放置された
古の乗り物を
いきなりフルスロットル全開で
走らせるようなものですから
ぶっ壊れても文句は言えません。

 

頭の中ではちょっと前の出来事でも
体は確かに10年分衰えているものなのです。

このギャップに耐えられず
真っ先に悲鳴を上げるのが
自分の体なのです。

体の悲鳴を聞いて初めて
自分が老いたことを痛感する。

非常に悲しい現実が待っています。

久しぶりの運動前にやるべきこと

僕がやるべきだと思っていることは
頭が思い浮かべる全盛期の動きに
耐えられる体にしておくことです

“ダッシュ”や”ハイジャンプ”など
一番シンプルな形で
最大出力を発揮させる様な動きが
一番筋肉に負荷を与えます。

その様な動きが求められるスポーツをやるのであれば
是非ともそれに耐えられる体作りから始めましょう



頭に
「老けたからそれなりの動きで制限して」
と指令を出すのは無理です。

できることは
昔の強度で負荷がかかっても
耐えられる体にしておくことだけです。

しっかり筋肉を使ってあげることが
大事になります


最後に

頭で制限をかけるとしたら
「今日はけがをしないように8割くらいでやります」
というモチベーションでやる必要があります

他所から見たら
“サボっている人”
に見えてしまうくらいの運動強度です。

でも、
それくらい割り切ってプレーしないと
本当にけがをしてしまいます。

 

体を元に戻そうと
ジョギングから始めたくなるのが
世の常ではあります。

しかし、
ジョギングで整えられるのは、
心肺機能と筋持久力だけで
最大出力を発揮するダッシュで使う筋肉は
また別物です。

ダッシュも含めたトレーニングを重ねて
体が整ってきた
と思えた時に初めてその運動に耐えられわけです。

 

かつて運動できた
思い出は幻想になりつつあります。

 

砂漠で見つけるオアシスの幻影が
人を死に追いやるように
若かりし頃のビジョンは
今を生きる中年男性の体を
一発で破壊してきます。

悲しいです。

ギャップを感じて悲しくなる前に
しっかりメンテナンス始めたいところです



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