今回お伝えしたいのは
半布里2022年度演舞が
ただ素晴らしいと言う話です。
お世辞抜きで、
本祭対象のステージに上がっている姿が見えました。
曲構成振り
どれをとっても文句なしで
それに加えて半布里らしさがあふれ出ているので
ずば抜けていると言っても過言ではないのではないでしょうか
圧倒された理由
自チームらしさがでていたから
自チームらしさが出ている
ということは
他チームに真似されない
ということです。
唯一無二のチームとして
お客さんに印象付けられる
ということです。
ベテランチームになればなるほど
他チームからリスペクトされ
憧れの前に吞まれていくと言うことも
往々にしてあります。
だからこそ、
先を行くチームは
追いかけてくるチームに負けず劣らず
進化を遂げていかなければいけないわけです
今年の演舞は
他者の追随を許さないほど
洗練された半布里らしさが垣間見えました。
構成が素晴らしい
4×8拍子ごとに
しっかり絵を変えていました。
面白すぎました。
ビジュアル的要素
雰囲気的要素
色んなものを使って
しっかり場面転換をしていました
ここまで一曲を短く感じたことがないくらい
あっという間に一曲が過ぎ去っていく
と感じるほどに
疾走感を持ちながらも
雑味なくスムーズに
作品が流れていきました。
こんなに見ごたえのある演舞は
久しぶりだと感じました。
アップデートが凄い
何より感動させられたのが
チーム力がグッと上がっている
と感じたことです。
「何様だ」と言う感じではありますが、
お世辞抜きで、
「こんなにスキがないチームだったっけ?」
と感じさせられました。
まず、道具の使い方が格段に上手くなっている
的確なタイミングで
適当な枚数がステージを彩ります。
それから振り。
某大賞チームの専売特許の様な振りや
某大賞チームの構成
それから、
某強豪チームの余韻の見せ方などなど
一見見たことあるような雰囲気のある場面もありましたが
自チーム色に昇華させている
という印象を受けました。
そしてそれをしっかり踊り子が
踊りこなしている
という点に感動しました。
見る人が見れば
「ぱくり」
というのかもしれませんが、
「それがどうした?」
と言わんばかりの出来栄えでした。
良いものを惜しげもなく吸収できる
貪欲なチームに勝利の女神は
微笑むのではないかと思います。
最後に
どまつりファイナルチームが
顔をそろえたようなお祭りで
圧倒的存在感を示した
ということは
凄いことだと思います。
そのまま大賞とってもおかしくないと思いますから
是非とも悲願達成に向けて
磨き上げていただきたいと思いました。
一方で、
ここまでの熟練度がないと
大賞は取れないと言うことが
よくわかったお祭りでもありました。
ただ豪華絢爛なだけだと勢いに食われ、
勢いだけだと面白さに欠ける、
踊りが上手いことや
大道具を扱うこともはやスタート地点で
強みであるとは言い切れない、
いかに効果的に使うかが大事だと言うことを
痛感させられました。
見せたいところでしっかり尺を使い
静と動を使い分ける。
そして
しっかりピークを調整し
最後は上限なく盛り上げる
この辺はできて当たり前なのでしょう。
さて、
自分のチームらしさを最大限活かす形を見つけたチームに
勝つ方法はあるのでしょうか。
正直、ここから先は演舞順や場の空気
審査員の好みも入った運要素も入ってきますが
だからこそまずは、
とりあえず横並びで比較されるだけの
クオリティに持っていく必要があります
NBAとリーガエスパニョーラ
どっちが面白い?と聞かれても
答えられないのと同じです
その道の一流は干渉し合えないほど
独立して一流なので
最後は人の好みに委ねられるわけです。
自分のチームが目指せる形での
一番を見つけて作り上げることが
スタートラインと言えそうです。
多くのチームにとって
刺激が強すぎるお祭りになったのではないでしょうか
更に進化した姿を見るのが楽しみでしかたないです。
どまつり当日を
楽しみにしています。
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