今回お伝えしたいことは
「失敗した!」
と、笑えるのは
若手と言われる時代までだ
ということです。
次がある
次に活かす
と思っているから
後悔した後に笑っていられるわけです
失敗できるのは
十分に次がある
と言い切れる段階までです
正常性バイアスと後悔
正常性バイアスとは
正常性バイアスとは
一言で言えば
「まあ、大丈夫でしょう」
という考え方のことです。
これは、
過大なストレスから
自分自身を守るために身に付けた
精神的な自己防衛本能です
しかし、
外界の状態と
内面の心的状態が一致していないことで
外の環境の変化に
気付けない可能性が高くなる
という大きな危険性をはらんでいます
例えば、
“コロナに自分はかからないだろう”
とか
“自分は自己しないだろう”
とか
“別に対して評価に響くこともないだろう”
とか
です
失敗は
次に活かしてこそ意味がありますが
正常化バイアスは
半ばなかったことにする
くらいの効果を持っています。
後悔に対しての向き合い方
後悔に対しては
正常性バイアスを
外して向き合うべきであると
僕は考えます。
なぜなら、
“もう終わったこと”
で、
“もう戻ることはできないこと”
だからです。
「いや、またチャンスはある」
という人は、
一回でクリアした時に
獲得できた華やかな未来に
蓋をしていることに
気付く必要があります
確かに
まだ、取り戻せなくはない
という状況であれば
次に活かそう
と楽観的に物事を捉えることもできますが
最後のチャンスがいつなのか
を、誰かが教えてくれる訳ではない
ということもまた、事実です。
つまり、
正常性バイアスを働かせているうちに
いつしか、死んでいる
ということも往々にしてあると言うことです
だからこそ、
後悔をした時には
「大丈夫なはずがない」
という視点から
心底落ち込む必要があると考えます
心底落ち込む意義
人生一度きりで
死んだら終わりです
時間は不可逆で
一度過ぎた時間は取り戻せません
それと同じで
毎日の繰り返しの中で経験する
小さなつまずきに対しても
次はないかもしれない
くらいのつもりで
向き合う必要があるのです
もし、
世界の終わりかのように
一つの失敗と向き合うことができれば
第二の人生を歩み出したかのように
前向きな気持ちで
人生と向き合えるはずです。
常にそのモチベーションでは辛いかもしれませんが
できる限り
失敗とは真摯に向き合うことをオススメします
最後に
正直どうでもいい
と思っていた発表会がありました。
結果は散々で
恥ずかしい思いをしました。
それだけならいいんですが、
そこには部長級の上司も参加していて
自分の評価は確実に下がった。
という話です。
自分がキャリアとして
次を意識し始めたタイミングでの出来事だったので
非常にまずいことをしたという気持ちになりました
一つ一つが評価対象で
神様はいつも見ているレベルで
上司も自分を見ているという事実があります
これは有難いことです
人から評価されていなければ
人はいくらでもサボれますから。
自分に対する評価一つ一つが
全て自分に返ってくる年になった
という事実を改めて理解したうえで
ギアを入れて頑張っていきたい
そう思いました。
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