今日紹介したい曲は
back numberの”瞬き”です
もう3年前の曲になってしまいましたが
いつ聞いても、
凄く大切なことなのに
いつも忘れてしまいそうなこと
を、思い出させてくれる素敵な曲です。
瞬き@ back number の魅力
“シンプルすぎる歌い出し”
そして
“どストレートな歌詞”
これが
この曲の魅力を圧倒的に高めているといっても
過言ではないと思います。
“幸せとは”
というこの曲の大命題を
4拍使って歌い出す
この瞬間に
聞き手はグッと引き込まれるわけです
それに加えて、
サビの歌詞がすてきです
幸せとは
星が降る夜と眩しい朝が
繰り返すようなものじゃなく
大切な人に降りかかった
雨に傘を差せる事だ
大切な人に降りかかった雨に
そっと傘を差しだせるというのは
一番近くにいられる人の特権です
自分が一番傍にいることを選んだ人であり
自分の一番近くにいてくれることを
選んでくれたその人を
大切にできると言うことが
いかに幸せなことか
そんな当たり前を
幸せだと思い出させてくれる
素敵な曲です。
最後に
ただ、
この特別で幸せな状態が
当たり前になってくると
幸せの閾値がどんどん高くなってきます
そして、
しんどい思いをしているパートナーを
支えると言う行為が
幸せであると同時に大変である
という事実を踏まえると
この状況に苛立ちを感じてしまうことさえあるのです。
そうなってしまうと
“幸せとは?”
について迷走し、
「今の自分は幸せではない」
と判断してしまうことも
少なからず起きてしまいます。
そんなときにこそ
この曲を聴きたいです
幸せとは
星が降る夜と眩しい朝が
繰り返すような事じゃなく
大切な人に降りかかった
雨に傘を差せる事だ
幸せっていうのは
特別な瞬間が
ずっと続いていることだけをいうの?
と聞かれたら
真っ先に首を横に振るのではないでしょうか?
子供のころに
親に守られて好き勝手やらせてもらった時代も
今となっては本当に幸せだったな
と思いますし、
国に文句ばかり言いながらも
日本という国で毎日四季を感じられていることも
幸せなことだと思います。
そしてもちろん
特別刺激があるわけではなく
何気なく毎日を送っている二人の日常も
こうやって一人の時間を過ごしていると
愛おしいなと思ったりします。
幸せは
劇的なものである必要はないんだ
こんな当たり前なことを
思い出させてくれる素敵な曲を
これからも大切にしていきたいと思いました。
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