【イシューからはじめよ】圧倒的生産性を手に入れられる名著を紹介

本と生きる




今回お伝えしたいのは
良いイシューを設定し
良いストーリーが組めれば
間違いなく実りのある結果に到達する
ということです

知的生産性を
圧倒的に高められる方法を伝授してくれる
至極の一冊をご紹介いたします。

元一流コンサルタントが手掛けただけあって
説得力が半端ないです。

イシューからはじめよ 知的生産の「シンプルな本質」 [ 安宅 和人 ]

知的生産性を上げる方法とは

良いイシューとは

本書ではこのように説明されます

2つ以上の集団の間で
決着がついていない問題

根本に関わる
若しくは白黒がはっきりしていない問題

そしてイシュー度という尺度を

自分の置かれた局面で
この問題に答えを出す必要性の高さ

と定義しています。

 

つまりは
明らかになっていないものをイシューと言い
その中でも今、自分が、
明らかにする必要があるものをイシュー度が高い
と言うと言うことです。

イシューを設定する意義

本書の中で引用される
エンリコ・フェルミの言葉で

実験には2つの結果がある
もし結果が仮説を確認したなら
君は何かを計測したことになる。
もし結果が仮説に反していたのなら
君は何かを発見したことになる

というものがあります。

実験と言わずとも
学校の宿題で
初めて挑戦する課題を解いた時に
あっていれば自分の考え方を確認したことになり
間違っていても
答え合わせをし復習することで
自分の至らなかった部分を振り返ることができた
の様な経験をしたことがあるのではないでしょうか

もしその課題が
1+1=2
のような問題であれば
余りに当たり前すぎて
あっていても間違っていても
特に気にも留めないと思うのです。

自分にとって良い難易度の課題に出会い
それに対して、何か答えを出したとき
それは初めて大きな意味を持つのだ

ということが見えてくるのではないでしょうか

人から与えられるにしても
自分で設定するにしても
その課題の質で
学びの深さ成果の大きさが変わってくることは
一目瞭然です。

そういった意味で
自分で的確な難易度で
答えの先にある結果に影響力があるような
素敵な問いを立てる力というものが
非常に重要になるのです。

そんな問いや課題のことを
本書ではイシューと表現しています。

良いストーリーとは

イシューを軸に置いた時に
なぜそれをイシューに置いたのか

白黒はっきりさせた先に
何が言えるのか

それを並べて語った時に
納得感の強い物であるとき
それは良いストーリーが組まれている
と言えます。

良いストーリーを組む意義

良いストーリが組めれば
自分も納得感を持って仕事に臨めますし

同時に
仲間にも納得感を持たせた
仕事をさせることができます

そして、
決裁者も
納得感を持ってハンコを押すことができます

つまりは
ことがスムーズに進むと言うことです。

最後に

この本を読んだだけで
エリートになった気がするのは
きっと僕だけではないのだと思います。

ただ、そんなはずもなく
シッカリ実践できて
始めて身になったと言えるわけです

バイブルとして傍らに置きながら
一つ一つ仕事を進めていく必要があります。

善サラリーマン必読書だと思いますので
是非ご一読いただければと思います。

イシューからはじめよ 知的生産の「シンプルな本質」 [ 安宅 和人 ]

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