腹が立つと言っても
二通くらいあります。
1つは、
何か言われた時に
腑に落ちないような、
理不尽なことを言われたような、
そんな時に
フツフツ沸いてくる感情。
2つ目は、
世の中の
常識のない人間を見た時の
煮えたぎるような腹が立つ。
今回は、
1つ目の
何か指摘受けた時に感じる
ムキになってしまうような
あの感情への対処法の話です。
腹がたつ感情は
“二度美味しい”の対義語で
“二度不味い”って言葉が
あるなら使いたいほど、
お勧めできません。
感情は顔に出ますから、
相手に悪印象を与えますし、
心にフィルターを
かけてしまうから、
言葉も入ってこない。
そして、結局ご指摘どおりでした。
ってなるから、三度不味いです。
“腹立つ!!”
そんな瞬間に
前向きになれたら最高ですね。
腹が立って
「いやいや、、」
と反論したくなるその前に、
冷静になる。
そこからの学びは
想像以上に大きかった。
という話です。
腹がたつとは
腹が立つ感情は
自己防衛機能から来ています。
自分の心を乱されたくない。
という気持ちらしいです。
自分が
“絶対に正しい”という
圧倒的自信がそうさせるみたいです。
ですから、
攻撃的姿勢で相手を
追い払おうとしてしまいます。
一言でいうなら、
“心の平穏を守りたい”
この一言に尽きます。
触れられたくない
部分があるから
そこを守るわけです。
腹が立つ感情と向き合う
「まさにその通りです」と唱える
自分も
心のそこではわかってるんです。
なぜ触れられたくないかというと、
そこが”確信”だから
自分が
一番問題だとわかっていて、
そこを触れられると
一気になし崩しになるから。
自分が一番
自分の落ち度がわかっているのに、
満を持して、
わざわざ他人から
言われなくてもいいじゃん!
ってなるわけです。
だからこそ、
「まさにその通りです。」
と心の中で唱えるわけです。
まずは、
受け止めないと
始まりませんから。
「そうなんだよねー」を枕詞に使う
「いやいや、、、」
とか、
「だって、、、」
とか言いたくなるその言葉を抑えて
「そうなんだよねー」
という。
これが、
実はすごいパワーを秘めていました。
「そうなんだよねー」
っていうと次は
「確かに、、、」
って持論を展開せざるおえないから、
相手とぶつかることも無くなります。
しかも、
自分の中の、
確かな論なので
自分の意見を曲げたわけでもないです。
反対面に立ってみた
大人の対応を
して見せたに過ぎないわけです
そのあと冷静になって、
「ん?いやいや、、笑」
ってなったら、
そういうことです。
一度俯瞰したあなたの意見は
前よりも一段と
説得力のあるものになりますから。
最後に
何を隠そう、
僕がそもそも
「だって、、」
とか言っちゃうタイプの人間です。
何を根拠に
そんなに持論展開できるんですか?
って類の人間です。
だから、
腹が立ったことを
飲み込むということが、
自分の感情を押し殺して、
場をやり過ごすように
感じる気持ちもわかります。
そちらの人間ですから。
でも、結果的に
そちらの感情でいる方が
損することが多いのです。
「いや」とか「だって」の道は
いくら進んでも平行線ですが、
「そうだ確かに」の道は、
1mmずつでも上に進めます。
成長したいモチベーションのある人は、
確かに、、そうだ、、なるほど、、
肯定的に行きたいところです。
もはやこれも訓練!
頑張っていきましょう!
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