世の中に存在するもので
オーダーメードと呼ばれるものは
とにかく高いです
限定的な条件であればあるほど
高価になります。
“これじゃなきゃだめだ”
という限定的な状況になることを避ければ
何事も優位に進めることができます。
こだわりと希少価値
1つのものが欲しい時、
一人の人が最終的に買うものは1つです
世の中にいくつもの種類や
バリエーションが存在する中で
1つだけを選び抜いて
購入する決断をします。
その決断をする過程で、
いくつもの条件を出していき
数多の選択肢の中から
1つに絞っていくのです。
こだわりと妥協点
何かを買う際に
こんなものがいいという条件を提げて、
買い物をすると思います。
こだわりが強い人は
お望みの機能を達成するために
数少ない選択肢の中から選びます。
その代わり、
機能がいくつも上乗せされていくので
どうしても値段は高くなるのです。
すなわち、
こだわりの代償はコストであり
機能を損ないたくなければ、
高額な代金を支払わなければいけなくなります
一方で、
少しでも安くしようとしていけば
どんどん機能を減らしていくしかなくなります。
1つずつ付加価値を失っていけば
それに伴って値段も安くなっていくのです。
極論0にも成り得ます。
例えば、
電子レンジが欲しいとします。
電子レンジは、ものを温めるものです。
一番安い電子レンジは
タイマーと数少ないレンジでの
出力調整ダイヤルのみ
といったところでしょうか?
冷凍食品など記載の条件で
動かせられればそれで良いのです
一方で、ものを温められればいい。
という条件だけであれば、
極論、電子レンジじゃなくてもいいわけです。
湯煎で温めたり、もう一度火を通したりと、
いろいろ対象法はありますので。
確かに、ものを温めるだけなら
電子レンジじゃなくてもいい。
と思えれば、買わないという選択肢になり
実質コスト0に収まるわけです。
希少価値を求める代償
「どうしてもこれが欲しい」
と思う瞬間があります。
ましてやそれが
“限定〇〇個”のもので
希少価値が高いとすれば
早い者勝ちの状況にもなり得るため
早急な決断さえ迫られます。
そんな状態であれば
値段交渉なんてできるはずもなく
多少高くても自分自身がそれがいいから
と言う理由で購入の決断をするしかなくなります
アーティストのツアー限定グッズなどは
その色がつよく
比較的ベースが割高であるにもかかわらず
“ここでしか、このタイミングでしか買えない”
と言う限定条件があるため
高額であろうと購入してしまうのです。
買い物の極意
“これじゃなきゃだめだ”
“今じゃなきゃだめだ”
という状態にならないことが大事です
及第点を持つ
本当に欲しい機能だけを押さえておくこと
それから、
「マストではないよ。」
と割り切る余裕。
これが大事です。
売り手に、
「これがないと困るんだ」
って悟られると
ぼったくられても文句は言えません。
欲しいのは自分ですから
余裕を持つ
壊れてしまって今すぐに買い換えたい
1時間後に使うから今すぐ欲しい
そんな状態で買い物をしていては
交渉する余裕もありません。
弱みを見せたほうが負け
“今すぐ”に”これ”が本当に欲しい。
という超限定条件で買い物をしていれば
売り手は、強気の態度で、
押し売りすることができます
一方で、
売り手の売りたい気持ちが先行していれば
買い手が優位に立つことができます。
“今この瞬間に買う決断をして欲しい”
という気持ちを引き出せれば
優位に買い物を進めることができます。
最後に
仕事も同様に、
納期に追われたり、
条件が限られたりしてくると
途端に選択肢が絞られ
苦しい状況に追いやられたりしてしまいます。
いきなり外せない条件で固めるのではなく
これができればいいんだ。
と必要な機能を
明確にすることを意識したいです。
そうすることで、
必要以上の出費であったり、
労力であったりを抑えることができるはずです。
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