日常行きてい行く上での変化は
進化:evolution
大局的に見たときの変化は
革命:revolution
革命というものは
そう簡単に起きるものではなく
振り返って俯瞰したときに
確かにあの瞬間に大きく変わったよな
なんて思える瞬間が“革命的”であっただけで
日常、自分が起こそうと思う変化というのは
あくまで進化だと思います。
革命的な大きな変化に期待するのではなく
日常の積み重ねで
少しづつ進歩・進化していくことこそ
大切だと思います
revolutionとevolutionの違い
revolution
と
evolutionは
一文字違いの英単語です。
意味は革命と進化ということで、
正直近くはないです。
しかし、字面が近いということは
親戚のようなもので
構成から考察することで
その違いが明確に見えてきます。
進化:evolutionとは
evolutionは
“e”+”volu-”+”tion”です
“e” “外に”という意味を持つ接頭語
“volu-” “回転”を意味する語幹
“tion”名詞であることを示す接尾語
こんな構成の単語です。
すなわち、
外に向かって回転していることを
表す言葉であり、
これは時計の針が動いているような
そんな様子をイメージできます。
それを踏まえれば、
時計でいえば回り続けること、
人でいえば生き続けること
とにかく何か行動をすることが
“evolution”であり、
一歩でも前に進むんでいる状態を
示していると言えると思います
革命:revolutionとは
revolutionは
“re”+”volu-”+”tion”です
“re” “反転”という意味を持つ接頭語
“volu-” “回転”を意味する語幹
“tion”名詞であることを示す接尾語
こんな構成の単語です。
いわゆるちゃぶ台返しのような
無理やり回転させてしまうようなイメージです
非連続的である現象を
そういうと思います。
実際、革命という意味は
権力や組織構造の抜本的な革新が
比較的短い間に行われること。
@wikipedia
と書かれています。
すなわち、
革命にとって大事な要素は
“比較的短い時間”ということなのです
進化という心がけ
進化は、日々連続的に少しずつ
前進していく様を表します
人が取り組むすべての挑戦は
日々のTRY& ERRORでなされます
まさに、この世界に生きる生き物が
環境の変化に淘汰されながら
適応した種だけが残ったかのように、
失敗は二度と繰り返さないものとして
自分の中から淘汰されて
成功体験が地肉となっていくのです。
革命という覚悟
革命は”比較的短時間”という
あまりにも曖昧な
時間軸に支配された言葉です。
言ってしまえば
自分が短期間に変わりたいと思えば
それは革命的なのです。
ただ、あくまで”的”だと思っています
もう一つ大事な要素は
“抜本的な革新”です
根本から覆すような、
そんな変化です。
自分の生活を根っこから覆すような
そんな挑戦ってそうそう起こりません。
世界史で認められている革命を例に挙げても
王政から民政に変わった“フランス革命”
人力から蒸気動力に変わった”産業革命”
そういった、生活すら変わる
そんな大変革を“革命”というわけです。
革命ってのはそれほどに
仰々しいものだと言えます。
そうまでして
変革を起こしたいという気持ちがないのであれば
革命なんて言葉は使うべきではないのです
最後に
“e”なのか”re”なのかで
ここまで意味が変わる英単語
面白いです。
日本人は、聞こえのいい言葉が好きです
革新的とか
革命とか
激動とか
斬新的とか
とかとか
でも本質を見れば
進化の過程に過ぎないのではと思います
自分自身がそうであるはずです
毎日積み重ねて、
新しい進路に決まっては
その準備を進めて
そこしずつ馴染んでいく
そうやって生きてきたのですから。
10年前と見比べて
予想外の人生を歩んでいるな。
って思う人は、
自分の人生を
“10年刻み”で見ているからにすぎないです
すなわち10年という時間を
”比較的短期間”認定しているだけです
言い換えれば、
自分の人生のスケールを調整すれば
あなたはいつだって
革命的な人生を送っているとも言えます。
それほどに日々変化に追われながらも
順応して生きているということです。
ただの言葉の綾ですが、
“革命”というパワーワードは
なるべく丁寧に使いたいです。
革命は覚悟ありきの言葉ですから。
日々進化しているだけで
相当素晴らしいことです。
日々は連続的に進化している
そんな実感を持って生きていきたいです。
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