【都合よく生きる】べき論には確率論を勧める理由

『コロナによる感染を防止するために
外出を控えるべきだ。』

最近耳にする”べき論”の1つです。
とは言え、
みんな、その方が良いとは分かっていながらも
その“べき論”を完全に認めることはないのです。

なぜなら、
それを守ってしまえば、
生活が営めなくなるからです。

実際、このコロナ禍では
『集団免疫力を高めるべきだ』
『経済を回すべきだ』
のような、いろんな”べき論”が錯綜しました

結局トップが打ち出した方針に則った上で
それぞれ個人が判断し、
今の流れになりました。

いろんな分野の専門家がそれぞれの正解を主張したところで
すべてがそれに則って動くわけではないと言えます

結局それぞれの人が決める行動は
「こうしなければいけない」という
“べき論”というよりは

「これで十分だ」という
”確率論”が元にあるのです

もしあなたが、誰かから
『こうするべきでしょ!』とか言われて
『いや、そうなんだけどさ、、』
って思うことがあった時は
もっとも得する確率の大きいものを選ぶようにすると
割と都合よくことが運ぶかもしれません。

べき論には確率論を勧める理由

べき論というのは
上司はこうあるべきだ。
男はこうあるべきだ。
女はこうあるべきだ。
この作品は
このチームは、、
この製品は、、、ってな感じで、

“あるべき姿”をやり玉に挙げた主張のことです

イコール理想論とも言えるし、
内容によっては綺麗事とも
言い換えることができるかもしれません

「80%くらいの完成度でいいんです」
っていう理由を握っておかないと
「100%目指すべきでしょ」
と言われてしまいます。

べき論とはそういうものなのです。

間違っていないので否定できないけど
律儀に守っている訳にもいかない
そんな内容であることもたくさんあるのです

1つの考え方が正しいとは限らないから

ナビで目的地を入れると
“やすい道”
“早い道”
“短い道”
等々、いろんな選択肢を示してくれます。

“安く行くべき”
“早く行くべき”
“燃費を抑えるべき”
など、様々な選択基準がありますが
自分がどの考え方を信じるかで
選ぶべき道が変わってきます。

もちろん全部大事とも言えます

そんな時は
重要度を決めて優先順位づけをするわけです

一番大事だと思う割合の大きいものを選ぶのです
そうすることで、折衷案を見つけ出すことができます

現実的じゃないから

『確かに正論だけど、全部やるんですか、、、、』
みたいなことを言う人がいます。

確かに、
しらみ潰しに、
総当たり的に、
全部をハイクオリティでやることができれば
間違いなく100点だと言えるかもしれません

80点で合格のもので
絶対に100点取らなければいけないかと言われたら
そうではないはずです

テストを思い出して欲しいです
偏差値という指標がありました。

偏差値70で上位2%
偏差値80で上位0.1%です

100点とっても偏差値70だとすると
1000人いたら20人が100点取っている
ということになります

50点とって偏差値80だとすると
50点でも1000人の中で1番だった
ということになります。

別に100点取らないと一番になれないわけじゃないですし
時には100点とってもそれだけではダメな時もあるのです

十分だと示せるだけのアクションが起こせれば
それで問題ないと言えるとおもいます

最後に

上司はすべての責任を担っていますから、
厳しい目線でこうあるべきだと言います

国のトップも
国民を国を守るために
極論を並べてくることがあります
それは仕方がないことです。

ただしそれを突きつけられる我々一般人が
それを受け入れられるかは別の話です。

べき論に反論するのであれば
確率論的には確実に大丈夫だ
と言えるような準備が必要なのです

すなわち自己責任なのですが、
会社の場合は自己責任で起こせる行動なんてありません。

ですから、
上司を説得するだけの確実な主張が必要になるのです。
100%大丈夫だと言える必要があるのです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました