今回お伝えしたいのは
新環境での挑戦を
次に繋げるための心構え
についてです。
新しい環境に挑むチャンスを獲得すると
“そこで自分が何を感じ
どう成長して帰ってくるのか”
そんな未知の部分にワクワクするものです
しかし、
ここで強く言いたいのは
未知の経験をするワクワクは
小学生でも感じられると言うことです。
では、大人になった今、
どんな心構えでいるべきなのでしょうか
新環境に挑戦するものに相応しい心構えとは
僕が提唱したいのは
“早く慣れて自走せよ”
という心構えです。
新しい挑戦をする人は
“新しく厳しい環境に適応すること”
を、目的にしがちですが
それは通過点だろうと思います
それから、
”新しい環境に慣れること”
を、一つの成果の様に感じますが
それは当たり前だろうと思います
「新しく厳しい環境でも役割を果たせている」という、
“適応し、慣れる段階”
まではなるべく早く駆け上がり
どんなに新しい環境だったとしても、
今まで自分の土俵で戦っていた時の様に
自分で考え自分で行動し成果を出す
そういう意識でいなければいけない
と思うのです。
“経験を積む”では浅いと考える理由
新しい環境に自分を突っ込むと
飛び切りの学びも刺激もあります
そこに適応して慣れていくと
そんな環境の中でも生活して存在感を出せる自分に
自己肯定感を得ることができます
こんな過酷な環境でも
自分は働くことができた
いろんな価値観にも触れられた
総じて良い経験ができた
これだけでも
十分な成果である気がしてしまいます
しかし、ここで考えたいのは
いかに特殊な環境だと言えど
人が生活できる環境なので
適応力さえあれば
“誰でも生活できる“
ということです
「あんなに頑張れたんだから何でも乗り越えられる」
そんな原体験ができたのであれば
それはきっと特別なものになりますが、
きっとそれも
新しい挑戦に挑むような人であれば
誰でも持って帰ってこれるものだと思うのです
そういった意味で
“経験を積む”
という意気込みだけでは浅い
と考えるのです
“早く慣れて自走する”心構えがもたらすものとは
新しい環境での新しい挑戦から帰ってきて
何が活かせるようになっていれば
あなたや、あなたの周りの人間は
あなたを強く評価してくれるのでしょうか
僕は「自走力」だと思うのです
“自走力”とは、
ほったらかしでも自力で成果を出せる力のことです
挑戦してきたどんな状況でも
解決すべき一番重要な課題を
自分で考えて自分で設定し
使えるものは何でも使ってやりきることができた
という実績を積めていれば
どんな環境でも
推進力が発揮できる人なんだ
という印象を皆に与えることでしょう。
もし、
特殊で刺激的な経験に重きを置いていたら
その経験は特殊で刺激的な場合にしか使えないものに成りかねません
ですから、
経験を積むのは当たり前で
慣れるのも通過点。
自走できなきゃ意味がない
くらいの気概を持つべきだと考えるのです
最後に
慣れると緊張感が薄れ
刺激も弱くなっていきます
そんな状況になると
“こんなに新しい環境でも
自分は一人前に成果を出している”
ということに満足してしまいます
その状態での成長速度は”普通”です
挑戦していようが、
していなかろうが
環境は変われど
行動は変わっていなければ
成長速度はかわらないのです
せっかく新しい挑戦をしている訳なので、
環境に適応し慣れてくるタイミングにこそ
成長速度を”速め”に設定したいです
ここで、
一つアドバイスをするならば
“慣れた時にこそ自分自身で新しい課題を与えよ“
という言葉を授けたいです。
新環境では
何もかもが刺激的なので
自分で課題を与えなくても
全ての問題解決が楽しくてやりがいがあります
“人から与えられている仕事に応える”
ということは別に凄いことではありません
いってしまえば当たり前の流れです
しかし環境がそれを特別にしてしまうので
その経験こそが珠玉なのだ
と、錯覚してしまいます
だからこそ、
慣れた時にこそ
直面している難しさから何を感じ
自分がこの場で成すべきことを考え
“自分の今まで”と、”これからの努力”で
切り拓いていくべき課題は何なのか
それを言語化しやりきること
を、ぜひやってほしいなと思います。
新しいチャンスを与えてもらうだけでは成長できません
真の意味で成長するためには
あくまで自走が必要なのだ
ということをぜひ念頭においていただければと思います。
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