【大は小を兼ねない】ベストフィットを目指すべき理由

自分を生きる




“大は小を兼ねる”
という言葉があります。

悩んだら大きいものを選んでおけばいいよ
という内容です。

なぜなら、
小さいものでは大きいものをカバーできないけれど
大きいものなら小さいものも含んでやれてしまうからです

確かにその通りですが
そうではない分野があります

それが、
工学の分野です

物を作ったり
測ったり
調べたりする
そんな内容である場合は
ジャストフィットを目指さなければ
いけないのです

ジャストフィットを目指すべき理由

今回お伝えしたいことは
考える余地があるのであれば
ジャストフィットを検討してほしいということです。

めんどくさいから
大きいパッケージを買おう
というのはやめた方が良い
という話です

無駄が多いから

パレートの法則というものがあります
多くの事柄は上位20%をつぶせば
80%は網羅できるといものです

この法則に従えば
何かを選ぶ際に悩んでしまうのは
上位3位以下の項目
残り20%を占めるものだと言えます。

「大事な部分以外をどうしましょうか」
という悩みが大部分を占めるということです。

残りの20%を網羅するために
グレードアップするのは適切だとは言えません。
ハイスペックなものはもはや
無駄なのです。

精度を欠くから

例えば顕微鏡で
小さいものを観察するときは
倍率の高いものにレンズをつけ変えると思います

それは
小さいものをより細かく見たいからです。

倍率の高いものに変えれば視野が狭くなるので
その倍率で見れるものは限られてきます。

だからと言って
低倍率広範囲を網羅したいか
と聞かれたらそうではないはずです。

大きな視野で観察するのは
観察対象が大きいからであって
たくさんの視野を確保したいわけではないのです

適切なものに対して
適切なものを選ぶ
これが必要です。

難易度が上がるから

まさに先ほどの顕微鏡の例のように
大きな視野で小さいものを見ようとしたとき
適してないのは言うまでもないのですが
それでもやろうとしたとき
かなり難しくなると思います。

それは、
ルーペなしに精密作業をするようなものです

確かにやれなくはないかもしれません

しかし、
兼ねたからと言って
全てがうまくいくわけではなくて
やはり適していないところはそれなりに無理をする
そういう形になってしまうことを
念頭に置いておく必要があります

最後に

1つのもので多くのターゲットを包括できれば
それに越したことはないです。

しかし、
そうすることで、
難易度が上がり苦しい思いをせざる負えなくなることが
多々あります。

特にビジネスの世界では
簡単にNoとは言えないものです。
やれる余地があるなら
「やれます。」
と言ってしまうものですから

ただ網羅範囲に入っていて
やれそうな見込みがある
という状態と
狙っているターゲットで
仕様のど真ん中である状態は
雲泥の差があります。

できるだけ有利に進めるためにも
自分たちの守備範囲を抑えておくと
よいでしょう。

ぜひとも
“大は小を兼ねる”
これは危ない考え方だ
ということを意識してみてほしいです。

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