今この瞬間が
どのタイミングの何がきっかけだったのか
それを振り返ってみると
ある事実に気付けます。
そのきっかけは
昨日今日のはなしではなくて
もっと前の何かがきっかけになっていた
ということです。
今を生きていると
“今日今すぐにでも”
とか
“明日すぐにでも”
とか思うので
過去数日間の何かのアクションが良かったのかように
感じられがちですが、
実はそんなことないのです。
物事は考えているよりも
長い時間をかけて
多くの伏線を回収しながら
結びに向かっていくのです
大局的に見る意義
決断を急ぎたい人ほど
大局的に見る習慣を持つと
有意義な時間になるはずです。
落ち着ける
大局的に見る意義は
落ち着けることにあります。
仕事も勉強も納期に追われる
せわしない日々を送っている人が
たくさんいます。
納期が迫っていることは
今日明日になにかしなければいけない事態が
迫っているということです。
そうなれば否が応でも
焦りを感じてしまうものです。
ここで一つ大局で見てみると
実は、今日今すぐそれをやらなければいけない
なんてことはない
という事実に気付ける場合があります。
例えば
“今すぐこれ対応して!”
っていう無茶ぶりとかです。
これは、
なるべく早くという
“急いでいるものの
明確にいつまでにとはいえない”
そんな状態である可能性が高いです
そういうものであれば、
「実際いつまででしょうか?」
と聞いてみると
その人が特に何も考えていなかったに
気付ける場合もあります。
因果関係が紐解ける
“自分が今なんでこれをやっているのか”
そのきっかけを辿って行ってみてほしいです。
僕が今一番頑張っているコミュニティも
元をたどればその一年半前に参加したプログラムがきっかけで
さらにそのきっかけを考えると、
そのプログラムに出会えたのは一人の友人の情報があったからでした
実際、
その一年半の間にいくつか参加したプログラムでは
自分の役割を果たせたわけでもなければ
結果が残ったわけでもありませんでした。
“その時はやはり向いてなかったかー”
とため息をつく日もありました。
ですが、
間違いなくこの経験があって
今の居心地の良さが生まれています。
失敗をしたその瞬間には気づけなかった感情です。
大局的に見ることができれば、
そこで諦めてやめることを避けることができます。
最後に
人が決めた納期は
実は根拠なくて適当だったり
失敗だと思っていた経験が
全て成功のトリガーだったり
そんなことがあるのが人生です。
ミクロの視点で生きるにはもったいないです。
ぜひ大局的に、
点ではなくそれを取り囲む環境まで
見てみてほしいと思いました。
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