コンサル業務を始めて2か月がたちました
コンサルタントという仕事には
知識が浅くてもそれっぽい話ができる
という人と
深く考えることができるが表現力は乏しい
という人がいます
勿論その合わせ技で
深く考えることができて
かつ、説得力のある話ができる
という人もいます
目指すべきは
両方の能力を兼ね備えた人間になることですが、
“どちらか一方の素質しかない”
という人もそこそこの割合でいるので
そこからいかに自分の能力を進展させるかが
重要になってきます
特にこの中でも
深く考えるという力は
言い方を変えればロジカルシンキングであり
コンサルベーシックであると言い切ることもできるスキルです
しかしベーシックと言われながらも
かなり難しいことを求められているのだな
ということに気付いたので忘備録として残します
大手メーカに勤めている時は
自分の畑の中でしか仕事をしないので
考える起点がそれなりに深いところから始まります
一方でコンサルタントは
ジャンルの違う業種へと
案件を渡りあるくことも多いので
その都度その都度
その道のプロと肩を並べて話せるようになるまで
浅い起点からしっかり掘り進めることが必要になります
大手メーカでも
“5なぜ”をしましょう
のような形で考えを深掘っていくことを推奨しますが
そのスタート地点がまあまあ深いので
かなり難易度が高いです
“明らかにこの原因だろ”
と、あたりが付いているものでも
その真因はどこかということを
工学的に考えることを求められるのです
それとは別の”掘り進める力”が
コンサルタントには必要になりそうです
それはすなわち
“事実確認をする”
という行動です
顧客がそもそもいる
まあまあ深めのスタート地点に
なるべく早く到達しなければいけません
それは
なぜ日本人が日本語を使っているのか
というような当たり前すぎて説明できないことを
日本の歴史と文化になぞらえて
丁寧に説明するようなものですから
かなり難しいです
ですがそのように
スタートラインに
当たり前に立つことが求められるのが
コンサルタントという仕事なのです
最後に
仕事がでいないコンサルタントは
仕事を与えられなくなり
場合によっては解雇されることもある残酷な職種です
その中で
最悪な評価を出し続ける人というのは
いつまでも表面上の言葉で取り繕って
深く考えることをしない人である
という所が見えてきました
逆に言えば
しっかり考えこまれていて
その理屈に沿った行動を取れていれば
方向性はどうであれベースはあるとみなされるので
正しい指導を受けることが可能になります
スタートラインとして
しっかりその場に立つことが重要であるといえそうです
だからこそ、
できたことはできた
できないことはできなかった
そうはっきり言うことを大事にすべきなのでしょう
その上で
ここまで調べてこう考えたのだ
そう言えるようにしっかり考えていきたいです
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