これは、
一般論でもなんでもないです。
入社3年目の僕が感じた
自分の人生経験でしかないです。
その前提のもといえば
サラリーマン2年目の
大きな成果は
“自分のキャパを知れたこと”でした。
キャパとは
キャパとは
キャパシティのことで、
自分の能力で到達できるだけの量
を表します。
キャパ=能力×時間
といったところでしょうか。
また、
キャパシティは
容量を意味していて
100%を超えると
溢れてしまいます。
キャパには120%っていう
根性論は存在していないわけです。
自分がやれる
限界を知ることができる。
これがキャパを
把握することであり、
1年間必死に働いてみて
初めて定量化できる
指標なのかもしれません。
キャパを把握すること
上の式が成り立つとすると
“能力”と“時間”
それぞれでキャパが決まるわけです。
自分が、
何をどれくらいの時間を変けて
どのくらいの質でやれるのか
そんな自分の“能力値”を
把握することにもつながります。
“能力値”を把握することが
“キャパ”を把握することの
“最大の成果物”になります。
能力の概念
自分がどれだけのことができるのか
という能力指標を
正しく知ることって難しいです。
過小評価すると
負荷が小さくなってやりがいが減るし
過大評価すると
結局やりきれず評価を下げてしまいます。
ですから、
キャパを見極めると言いながら、
本質として見極めるべきは
“自分の能力”
ということになります。
『自分がどれだけできるのか』
という能力指標は、
“一度自分の限界を知る”
つまり、
“キャパを知った2年目”だからこそ
定量化できるものであると言えます。
時間の概念
サラリーマン1年目は
研修がほとんどで、
かつ学生上がりのマインドが
抜け切れていないといったところで、
なかなか、
自分がこの会社の
求める仕事の質に対して、
どれだけの時間をかければ良いか。
ということに気付けないものです。
特に、
学生でのチーム活動や
院卒であれば研究室での生活とか、
基本的に時間を
無限に費やすことができる空間に
所属しているものですから、
先ほどの式でいえば極論、
“時間=∞”
となってしまっているので、
時間さえあれば
何でもできるってなってしますわけです。
キャパを把握するためには
つまり学生マインドが残り
かつ、お試し期間である
一年目では
能力は未知数xであり
時間は∞ですから、
定量化できません。
キャパ未知数のまま、
とりあえず仕事を山ほど抱えて
時間が法で規制される環境で取り組むことで
やっと限界値が見えてくるので、
自分の能力とある時間で
自分がどれだけできるかが
見えてくるのだと思います。
3年目から2年目へのアドバイス
失敗できるのは今だけだ!
ということです。
キャパを把握することで
『できませんでした。』
『ここまでしかやれません。』
ってことから、
逃れることができます。
ただし、
キャパを把握するためには
まずは
『できません』
を恐れずに言うこと
恥ずかしからずに真剣に向き合うこと
が大事だと思います。
これは持論です。
サービス残業ってのがあります。
これは
“時間を∞にすることで、
見かけ上のキャパを増やす行為”です。
これに頼ってるうちは、
自分の本当のキャパも把握できないし、
能力値も把握できない。
自分が、
何が原因で
今回ここまでしかやれなかったのか
っていう反省ができない。
そうなってくると
改善のしようがなくなり
成長できません。
何を隠そう
僕自身、
上司からもらった期待を
失望で返した経験がありますから。
だからこそ、
今こうして
「その失敗ができて良かった」
と、語れているわけです。
失敗できるのは今のうちですよね。
上に立つ身になった時に
時間でごまかす方法でしか
成果に到達できない、、
そんな上司になってしまったら、
部下にも辛い思いをさせてしまいます。
ですから、
時間無限大戦法はやめて
でも、
仕事だけは死ぬほどもらって
限界だ、、、
って苦しくなる経験を
してほしいなと思います。
周りには迷惑かけますが
そこはご承知おきください。
最後に
今回は、
サラリーマン2年目で得られるもの
正確には”僕が得られたもの”
について紹介させていただきました。
キャパを把握することで
自分の能力値が見えます。
自分の現状ステータスが
わかることで初めて、
自分流の攻め方と、
弱点が見えてきて
改善策を講じることができ、
成長することができます。
成長することができるし、
成長を体感することもできます。
自分が、
少しでも前に進んでいる
ことを実感する。
そんな”自己肯定感”なしには
世の中生きていけませんから。
是非とも、
まずは新人のうちに無理してみてください。
とはいえ、
僕自身3年目のペーペーですから。
一緒に頑張りましょう!
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