自分を生きる

何事も"基礎から始めよう"と言われます。ところで、基礎とは一体何を指すのでしょうか？何が習得できれば基礎が習得できたと言えるのでしょうか？初めてのものに取り組むときに、どのようにすれば良いのかについて考えてみました。

目標の水準に達しなかったからダメだ。と結論付けるのは良くないです。相手にも妥協点がありますし、自分の成果としても、"ここまではできた"と言える達成項目があるはずだからです。種は実から採れるように、次の課題も成果から得られます。形にすることでしか成長は見込めないのです。

せっかく蒔いた種を枯らさない為に、適切な条件で運営できているか、何か異常はないか、それを管理していく必要があります。その為には、比較指標となる確度の高い計画を立てる必要があります。どんなに難しい課題だろうが、そこは変わりません。

課題になる前の潜在的な困りごとをシーズといいます。"seeds"ですから、課題の種だ。といえます。課題に気づく前に計画を立てて動き出せれば、余裕を持った進め方ができますし、人より先に行動ができるので、競争力という観点からも優位になります。

種というのは、非常に生命力が強いものである一方で、場所を選ぶものでもあります。仕事において成果を実らせるためにも、適切な種を、適切なタイミングで蒔く必要があります。一方で、落とした種が場所を選ばずに芽吹くようなハプニングもあるので要注意です。

効率的に仕事を進める方法は、必要なことだけを、最短経路で、集中してやる。ということです。必要なことを選ぶのも、最短経路で走るために道を整える行為も、元を正せば断捨離です。ですから、如何に必要なものだけを選んで他を捨て去るか。それが全てなのです。

働き方改革の名の下に、業務効率化を求められ、残業時間がどんどん削減されていく。そんな職場にいませんか？業務効率化を達成するための前提条件があります。それは、突発業務とデイリー業務が少なく、自分の業務時間をフレックスタイムで調整できることです。

理解しようとすることは、難解な内容を相手の言葉から理解するということですから非常に骨が折れます。なぜなら、わからなければわからないほど、その不快感から私情を挟んでしまうからです。理解しようとする姿勢でいることは、その感情に打ち勝つことですから、素晴らしいことなのです。

配属されて、"これからだ！"という時こそ、"たくさん吸収したい!"そう思うのではないでしょうか？ただ、最初は雑用ばかりである可能性も高いです。だからこそ、どんな仕事からも学びを得られるように"意味づけをする"という習慣を獲得しておきたいのです

昔よりも細かい所が気になる。そう感じ始めた人は成長しているということです。今まで持ってなかった着眼点で問題視できるようになったということですから。過去の失敗が思考回路に根付いて、仕事の形として定着したということですから誇っていいのです。