自分を生きる

悩みの根源は、"わからないこと"にあります。自分がとるべき行動が見えてこないので、手詰まりになってしまい、思考が複雑になってしまうのです。ですから、まずは"自分のわからないこと"を明らかにし、自分で対応できるのか否かに整理していくと良いです。

人は失うことに対して、過剰な反応を見せる生き物です。それにも関わらず、辞めることで楽になるものに対しては、軽率な決断さえ出来てしまいます。"辞める","無視する","なくす"そんな決断をする際は、十分な確認を実施して欲しいです。

賢く安く買い物をする能力は馬鹿にできません。自分に取って必要なものを必要な分だけ買うことが基本です。それに加えて、安いところを知っておくという情報収集スキルと、安いもので代替可能であることを知っているアイデアと知識、すべての総力戦だと言えるのです。

身の程を弁えないでいられる時間は非常に限定的な時間だと言えます。一度、現実的に自分と向き合ってしまえば、二度と元には戻れないのです。身の程を弁えないと、無謀だと言われかねませんが、無謀な生き方が出来る人は、出来るうちにしておくべきだと思います。

課題には、ニーズや、難しさ、危険性が含まれています。課題を知ろうとする行動は、チャンスを見出すことや、計画を具体的に立てるための根拠とすることです。課題には多くの事実が含まれています。正しく物事を理解判断していくために必要なものなのです。

「これ、なんのためにやってるんだっけ、、」そう思う時ほど意味付けをしてみて欲しいです。意味付けとは、今までの経験と今の状況、未来へのモチベーションを結びつけて、理由付けしたり必然性を見出す行為だと言えます。これは、強い推進力を生みます。

最初に立てた計画の進捗が芳しくなく、自信をなくしてしまうことはありませんか？精度の高い計画を描くことは非常に難しく、すぐにできるようなものではありません。正確な計画を描いてはやりきっていく推進力は、場数を踏んで手に入れる力だとも言えます。

身の回りの整理ができない人は、頭の整理もできない人であり、課題の整理ができなくなるので、論理的な思考から、かけ離れていってしまう傾向にあります。ロジカルに考えるためには、身の回りの整理から始める必要がありそうです。

個性が認められる時代ですが、好き勝手に個性を振り回して良いわけではありません。個性は、時と場所、そしてシチュエーションを選り好みます。個性を輝かせるためには、そのタイミングを獲得するべく、それを認められる空間を見つける必要が出てきます。

「たくさんやりたいことがあるのに優先順位がつけられない」という人がいると思います。そんな人は、ぜひ、"マルチタスク"を"シングルタスク"に変換する。この意識を持つと良いと思います。体が１つしかないように、１つずつしかできないのが事実なのです。