鬼滅の刃は
連載当初、
その斬新な時代背景と
独特の作画
そして少年向けにしてはグロすぎる描写から
飛ばし読みされる対象でもありました。
これは仕方がないことです
ジャンプの読者は漫画を読みに来ています
漫画のの大事な構成要素は、
作画とストーリーとキャラ設定で、
どんなに面白くても
「絵が好きじゃないから読まない」
なんてことも大いにあるのです。
何が言いたいかというと
今の鬼滅があるのは
ちゃんと内容の面白さに気づいて
応援することを決めた
当時のジャンプ読者のおかげでもあるということです。
ちゃんと応援されたからこそ、
連載枠を守りきることができ
話を描き進めることができたのです。
応援することの大切さ
世の中には本当にたくさんの面白いものに溢れています。
ただし、そのどれもが応援されないと
続けていくことさえままならないものです。
評価を伝えるということ
漫画の場合、
10週打ち切りという言葉がありますが
ちゃんと評価されないと
文字通り
漫画の連載は10週で終わってしまいます。
10週とは
すなわち10話分ということで、
最初の数話で心を掴まなければ
連載を続けられないわけです。
僕なんかは立ち読み派の人間で
大口たたける立場ではありませんが、
ジャンプを購入して
アンケートに答えて、
形で応援してくれた人がいなければ
どんなに面白く、
練りに練った設定があったとしても
日の目を浴びることなく
散っていってしまうのです。
アンケートや口コミなど
そういったものに答えることは
応援の一つの形であると思うのです。
形にしないと伝わらないものがあるのです
購入するということ
カールおじさんの
スナック菓子”カール”が
販売中止になったのは
記憶に新しいのではないでしょうか?
お菓子市場もかなり激戦区で
どんなに好みだろうと、
買われなければ、
数字として現れずに消えていってしまいます。
好きなものは
身銭を割いて、購入する。
店頭に置いてある場合は
「好きなので、また店頭に並べてください」
の意思を込めて買う。
この行為が
生産者の背中を強く押してくれるのです。
最後に
僕自身口コミ投稿は
めんどくささに負けてできないことも多いですし
ケチ癖が働いて購入しないことも沢山あります。
多くの人間がきっとそうだと思うのです。
裏を返せば、
手間をかけて応援してくれることは
相当ありがたいことです。
そして、消費者が、財布を開いて購入してくれることは
かなり大きな高評価の表れだと思います。
それほどに、
財布を開かせることは難しいですし、
高評価を伝えるということも簡単ではありません。
ものを作る人間は
その大きなハードルを越えるために努力をするべきですが、
消費者も、
自分が1つの投票権を持っているという事実を忘れずに
時には、
『いつもありがとう』と。
『またよろしく』と。
期待や感謝の念を込めて
行動を起こしてみると良いのではと思います。
コメント
[…] それほどに自分以外の要因が強く働くのです ←外的要因の話 […]