【サラリーマン持論】開発業務の楽しみ方

自分を生きる




開発業務の楽しさは
事業の立ち上げに携われることです

起業をして
1からビジネスプランを考えて
全部自分でやり切ることに比べたら
自分一人の寄与率は小さいかもしれませんが
それでも、その面白さに触れられる機会は
十分にあるのです。

事業を立ち上げるとは

まず、
事業を立ち上げるとは何なのか
僕の持論を説明させてください。

一言で言えば
“投資回収すること”
ではないでしょうか?

“投資”とは
長い目で見て
お金を生む出費のことです。

具体的に言えば
先々の利益を鑑みて
その瞬間は出資という形で
身銭を削ることになるが
将来的にはプラスになる見込みがあるので
それを見越してお金を使う行為のことです。

それを踏まえれば
“投資回収”とは
出資してもらった額分だけのお金を
利益として取り返した。
ということになります。

ですから、
それ以降の利益が
ようやく純粋なプラスになるのです。

開発業務と投資回収

“開発業務”とは
将来的に利益を生み出せる製品を作り出す行為
のことですから

大げさに言えば、
会社で息を吸っていること(人件費)
も含めて、全ての活動が、
瞬間的にマイナスである活動だ
と言えます

ですから、
“開発業務の従事者の使命”は、
使わせてもらった額を
いかに早く回収するか。
そして利益に結び付けられるか。
そういえるのではないでしょうか?

“投資回収”

というキーワードを念頭に置きながら
日々の業務を進めていくと
やりがいが倍増していきます。

開発業務の楽しさとは

“開発業務の大義”
“投資回収すること”
だとすれば、
“利益率の大きな製品を生み出すこと”
そして、
“日々の活動コストをミニマムに抑えること”
それが重要になることに気づけます。

投資額を考えてみる

少し計算をしてみます。

1つ売って1000円儲かる製品を
初期投資1000万円で立ち上げたとすれば
投資回収するためには
1万個売らなければいけません。

月に100個売れば100か月(8年以上)
月に1000個売れば10か月(1年未満)
で投資回収できます。

1000万円の初期投資は
大きすぎるような気がするかもしれません。

ですが、
大手起業で考えれば
平均年収800万はザラですから、
1年間一人で頑張ったとして
人件費だけで800万は下らないと言えます。

つまり、
1000万円の初期投資というのは
比較的小さい数字なのです。

さらに言えば、

大手企業での開発業務を鑑みると
10人以上の人工で
2年以上は工数がかかっているはずです。

設備投資も考えれば
とんでもない額が投資されて
1つの製品が作り出されている事実に気づけます。

さて、製品開発には
とんでもない額が注ぎ込まれていることが
わかった時点ところで、
自分が何をすべきかということに目を向けていきます。

利益を生みだす製品を考えること

〇〇億円

なんて下らないような額をつぎ込んで
立ち上げた製品であれば
とんでもない数を売らなければいけないことが
容易に想像できます。

もしくは、
付加価値を付け加えて、
利益率を大きくするしかありません。

開発業務従事者にできることは
“付加価値を生み出すこと”
“価値を伝えること”です。

付加価値を生み出すことは

丈夫さ、
性能の良さ、
見た目の良さ、
使い勝手の良さ、
コスパの良さ、

いろいろな着眼点があります。

 

普段の開発業務は
針の穴を通すような
細かい末端の業務が多いです。
←開発業務の難しさ

ですが、その一つ一つも
何かしらの付加価値につながっているのです。

 

自分の努力が利益率を高めている
その認識を持って業務を推進すると
大きなやりがいになります。

 

低コストで開発を進めること

1年でも早く
一円でも安く製品を立ち上げること
これが会社にとって
とてつもなく重要なことだと言えます。

その理由は、
開発人数×開発期間+αで
投資額は決まってくるからです。

自分にできることは
1つ1つを着実に前に進めることです。
手戻りせずに仕事を進めることは
そのまま売り上げにつながっているのです。

最後に

サラリーマンとして修行を積むことは
すごく大切なことだと言えます。

ものすごい額の投資額を
きっちり回収して売り上げにつなげることって
かなりすごいことなのです。

1つの歯車が噛み合わなくなった瞬間に
とてつもなく大きな出費になります。

そう考えれば、
それだけ慎重に審議して、
人とお金をつぎ込んでいる事実に気付けます。
こんな経験は大企業以外ではできません。

 

起業することに色目を向けがちな世の中ですが
それだけが成功ではないことを
ひしひしと痛感しているこの頃です。

 

雇われの身だとしても
自分の使命感は自分で見つけられます。

やらされてる感も
やってあげてる感もなく
楽しめる土台は必ずあるはずなのです。

そういった意味で、
自分が組織のどこで
何を担当して、
どう貢献しているのか

それを意識することが
非常に重要なのかもしれません。

コメント

  1. […] 開発業務は 新しい技術を生み出し実用性のめど付けをする活動です。 →開発業務の楽しみ方はこちら […]

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