“努力”は”矢印”です。
向きと大きさがあります。
“努力”を語るときに”量”だけで
語るのが間違ってます。
それから、
“目標に向かって力を尽くすこと”
これを”努力”と言うらしいです。
“何に向かって”+”力を尽くしているか”。
これが大事だと。
“向き”と”大きさ”が本質であり、
切り離せないんだということを
理解しなければいけません。
努力とは
“努”の起源
“努”は、
奴隷が力を入れて働いている様
を表しているそうです。
つまり、
1日のノルマに向かって仕事する様であり、
目標に向かって力を入れる様
であるということです。
effortの語源
“努力”を英語で書くと”effort”になります。
“effort”の成り立ちについても調べてみました。
“fort”の部分は”force”を意味する部分だそうです。
”force”は”力”です。
つまり力を尽くすことを
意味した言葉であるということです。
スカラー量でなくベクトル量だということ
日本語的な意味でも
英語的な意味でも、
単語や漢字レベルで
”力”って言葉が込められています。
つまり“努力”とは”力”を表す概念だ
ということです。
物理の考え方をするなら、
力はスカラー量ではなく、ベクトル量です。
スカラー量ってのは、
長さ、重さ、温度みたいに
スーケルを使って図れるような
大きさだけを持った量のことです。
対して、ベクトル量ってのは、
力や速度といった、
向きを伴う大きさのことです。
量だけで語るのは間違っているということ
努力とは”力”の要素が
強い言葉であるというお話をしました。
だからこそ、大きさだけで
語ってはいけないんです。
量だけで
「私は頑張っている」と
評価してはいけないんです。
何冊参考書をやったとか。
毎日何時間やってるとか。
量を増やせばいいわけじゃないです。
その力は何に向かって働いているのか
理解しなければいけません。
努力する才能
努力する才能を持った人がいます。
正しい方向を見定めて、
力を発揮できる人です。
しかもパワフルに、
持続的にです。
ただし才能と言われているものは
あるところまでは伸ばせるものです。
天才の域までは足せないにしても、
上手にはなれます。
だから満を持して、
努力する能力を伸ばす”努力”をしよう
という話をします。
凡人が伸ばせる部分
今から三つ紹介しますが、
全部が独立しているわけではありません。
努力して、
実践して、
失敗して、
修正して、
また努力する。
それを継続的に続ける。
正しい方向に、
継続的に努力できることが大事です。
方向修正する力
正しい方向を一発で見極めて
突き進めることは非常に難しいです。
だからこそ、
方向修正する力が必要なのです。
人間は反省することができます。
一喜一憂できます。
これは、
“期待して絶望する”
っていう想像力のたまものです。
みんな持ってます。
できるだけ短いスパンで、
振り返ります。
理想を掲げてやってみて、
「ダメだ、、、」って
早めに気づくことです。
傷が浅ければ立ち直れますから。
行動に起こす力
早めに間違っていることに
気づくためには
実践しなければいけません。
実践して、できないことに気づく必要があります。
判断軸を増やすためにも足を運んで、
新しい価値観を身につける必要も
あるかもしれません。
何にせよ、
やってることが正しいのか試すために
その機会を自分で作る、
その場に自分を投じる、
その行動力が必要になります。
続ける力
そしてその努力を
”できるまで”続けなければいけません。
できるまでやらないと、
努力は成立しません。
“目標に向かって力を尽くすこと”
が努力なのに、
ゴールにたどり着けなかったら、
結局”どこに行き着いたかわからない人”
になってしまいます。
『”この努力”を”この方向”に”これだけ続けて” “ここまで”出来るようになった。』
こんな経験を重ねていく必要が
あると思います。
成功経験だけが自信につながるので。
最後に
何を隠そう僕自身が
努力下手日本代表です。
未だに、量で自分をごまかしてます。
その戒めを込めた内容です。
とはいえ、最近少しずつ、
正しい努力の仕方が
わかるようになってきた気がします。
それは、努力の才能の1ピースである
方向修正する力が備わってきたからです。
体力と無能さがあったので、
量をひたすらやることはできてました。
ただ、自分を否定することが嫌いだったので
振り返れない頑固さといつも戦ってました。
少しずつ大人になって、
できないことを認めるようになってから、
“振り返ること”が日常になり始め、
“別に振り返って方向修正することが自己否定ではない”
ということを察してからは、
毎日何かしらの成長を
感じられるようになりました。
とは言いながら、
僕は何の結果も出していないので、
まずは、挑戦を続けて、
凡人の成功モデルになれるように
努力していきたいところです。
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