【人と生きる上で大事なこと】”忍耐”と”思いやり”が表裏一体であると言える理由

自分を生きる




今回お伝えしたいのは
思いやりの中に
忍耐が含まれる
と言うことです

相手に気遣って何か行動するとき
その行動の先には
“ありがとう”
がありますが

忍耐の先には
何の見返りもありません

ただ、相手を思い
「ここで何か言っても何も生まないのであれば
自分がここで折れよう」

という考えのもと
相手の為に
耐え忍ぶことも
また思いやりなのです

忍耐強い人は
同時に思いやれる人だ
と言えそうです

忍耐と思いやりの類似性

相手の気持ちを推し量ると言う点

思いやりのある行動の前提には
相手の気持ちを推し量る
という行為があります。

“相手が今何を欲しているのか”
“相手が今どんな感情でいるのか”

それを正しく予測して
それに見合った行動を取らなければいけません

忍耐というのも
結局相手の気持ちを推測したうえで
相手の望む行動が
「そうだね、ごめんね」
ということだった
ということに過ぎないだけで

そこに至る過程は
思いやりと同じなのです

相手の様子を鑑みる点

思いやりのある人は
相手の行動を見て
自分の行動を決定することができます

もっと言えば
環境を見渡して
自分の立ち回りを判断することができます

忍耐強い人も
本当はこうしたい
という思いを抱えながらも
全体を見渡した時に
今日は自分は耐える日だ
と判断して耐え忍ぶことができます。

自分の行動に落とし込む点

思いやりのある行動は
相手や環境を鑑みて取った行動のことで

忍耐というのは
相手や環境を鑑みて
何もしないという選択を選んだ状態のことを指します

自分が具体的に行動にうつせば
それは思いやりのある行動になり

行動に移す前に
自分をいったん押し殺して
最適解を模索している状態を
忍耐というのです

最後に

最近参加した結婚式で
同じように語られるのは
「ありがとう」と
「ごめんなさい」を
忘れないようにすることが大事だ
という話です。

「ありがとう」や
「ごめんなさい」を言うと言うことは
思いやりのある行動だ
と言えます

同時に、
本当は何か言いたいけど
飲み込んで
「ありがとう」とか
「ごめんなさい」を発しているとすれば
そこには忍耐があります

思いやるためには
忍耐が必要で、
忍耐の先に
思いやりのある行動があります

忍耐力が大事だ
というと
なにかマイナスなイメージがありますが
本当は凄くけなげで大事な行動である
ということを
是非とも忘れないでいてほしい

と思います。

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