今回お伝えしたいのは
後輩など
自分との経験の差がある存在への
モノゴトの伝え方についてです
自分と同じレベルで
モノゴトを見られるようにするためには
相手の目線までおりること
なしいは
相手に自分の目線では
何がどう見えているのか
を教えることが重要になってきます。
経験差を埋める方法とは
相手の目線に降りること
自分が相手の目線になって
伝える言葉を選んで
説明することが最適であると言えます。
ただ、それだけでは
プロ意識の詰まった世界についてまでは
伝えることはできませんから
そこから先を知りたい人には
もう一工夫が必要になってきます。
自分が見ている世界を伝えること
相手に
自分が見ている世界は
こんな色に見えている
というように、
経験を積んだ先には
ここまで細部まで詳細を捉え
こんなに先まで見据えている
ということを伝えるのです。
一般の人が
パンを作る時に
パンは小麦粉をこねて
焼いて作る
と考えるのに対し
プロは
小麦粉に対して何をまぜるのか
出来上がりをイメージはどうするのか
どの時間度の温度で寝かせるのか
焼き時間・炉内温度はどう保つか
などなど
見ていると思いますし
さらにその粒度は細かいはずです。
一般人が
これでいいと思っていることが
プロにとってはこんなに重要なのだ
ということを
なるべく丁寧に
理由も含めて語ることが必要になってきます。
最後に
ある店でうどんの麺を作るバイトをしていた時に
小麦粉を恒温槽に入れて
常時管理していたことを思い出します。
何が変わるのか自分には全く分かりませんでしたが
そういうレベルまで意味がある世界にいる
プロがいると言うことはわかりました。
その当時、
その意味を教えてくれる人もいなかったですし
自分自身気にも留めなかったのですが、
もしあなたが何かを深く極めたい時は
工夫の一つ一つに目を凝らしていく
必要があると思います。
それと同時に、
誰かに何かを伝える際には
自分にとって当たり前になっているものが
当たり前ではないことを思い出しながら
一つずつ
こと細やかに伝える必要があります。
自分と相手は見ている世界が違うのだ
ということを理解しておくと良いと思います。
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