“言いたいことの半分も伝わらなかった”
そんな言葉を零しながら
とぼとぼ帰還した経験はありませんか?
そもそも全部伝えようとするのが
わがままなのかもしれません
1番伝えたいこと
1つ伝えるだけでいい
それくらい割り切って準備を進めるくらいが
ちょうどいいのです。
1つだけでも伝える準備をしよう
主張したいことはいくつもあるのに
時間が限られている
いつだって
そういう制約条件の中で生きています
ですから
割り切って
今日伝えるのは1つだけにしよう。
そう思った方がいいのです。
単純な構成にできる
目的があって結論がある
もしくは
主張があってその理由がある
ただそれだけであれば
悩む必要もなく
一言で片付けられます
それくらい単純明快にしておけば
誤解を招くことも、
相手を置き去りにすることも無くなります。
1つのために丁寧な前置きができる
背景がどんな人にも
同じように解釈してもらうためには
目線合わせをする作業が必要です。
正直なところ
それが一番難しいのです。
「そこからわかってなかったの?」
ということは往々にしてあります
伝える側にとっても、
別々のことを
いくつも伝えることは難しく
準備にも時間がかかります。
それぞれについて
背景を説明しなくてはいけなくなりますから
かなり骨が折れる作業だと言えます
伝えることが1つだけであれば
そこに至るための説明も
1本だけで良いのです。
時間にゆとりができる
一度伝えた上で
全部が伝わりきらなかったとすれば
質疑応答で一つずつ
疑問や誤解を解いていく必要があります。
そのためには十分な時間が必要です
時間いっぱい難解な説明をして
はてなマークだらけで
解散するわけにもいきません。
1つだけ焦点を絞った内容で
端的に簡潔に説明を終え
質疑応答をして
時間を余して終わらせる
これくらいでいいのです。
最後に
「言いたいことの半分も伝わらなかった」
というのが真理で
1言って10理解してくれる人なんていないです
もしいるとすれば
それは、”理解する”ということを
仕事にしている人くらいです。
ですから
相手に期待してはダメだ
ということも理解しておきたいです
自分が理解していないことが
人に伝わるはずがないのです。
それを踏まえた上で
自分が確実に1から10まで説明できるものから
1つだけを選んで伝える準備をするべきなのです
多くを望まずに
最低限の目標を定めて
確実に伝える
これを意識したいです
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