世代交代って必要なんだな
と確信した話をさせてください
要世代交代論の話
世代交代をすると何が変わるのか。
一言でいえば、
体はそのままで脳みそが変わります。
見た目は同じだけど
性格が異なる別人格になるようなものです。
ただ、
そのチームにルーツのない人が
途端にトップになることはないので
180°正反対のチームには早々なりません。
現実的な話をすれば、
上場した企業の場合は別です。
株主がやめろと言えば、
トップが変わることもあり
株主がこいつをトップにしろ
と言えばトップになる世界ですから。
だから、
外部のエリートがトップになって
大改革を加えることさえできるのが
上場企業の面白いところです。
そうではない起業や、
サークルや学生団体なども
そこまで激しくないにしても、
トップが変わればいろいろ変わります。
その変化がチームには必要だ
ということです。
この変化が、
今まで抜け出せなかった泥沼から抜け出すための
必要不可欠な重要なピースかもしれませんし、
あるフェーズから次のフェーズに進むために
必要な一手なるかもしれないのです。
世代交代がもたらす効果
加速的な変化
頭が変わらなければ
チームの本質は変わらないのか?
と聞かれたら、
おそらく答えは「No」です
ただし、
おそらく時間がかかります。
人間が何か失敗をして、
何かを学び、
それを克服するために奮闘し、
実力として定着させる。
ここまでにどれだけの
労力と時間が必要なのか?
という話です。
それと比べれば、
客観的にチームを見てきたメンバーが
トップに名乗り出た場合
“人間が自分の過ちに向き合う時間”
“それと向き合い障壁を乗り越える時間”
その分チームとしての立ち直りが早くなります。
世代交代がうまくかみ合えば、
加速的にチームは成長していくのです。
ブレイクスルーが得られる
今までの価値観が
ひっくり返る瞬間が訪れます。
酒は毒だから摂取しないように
という方針から一転して、
少量なら薬になるからOKです
と、ルールが変わるように、
何を良しとして何をだめにするのか
白と黒が反転するような現象が起こりえます。
上の世代が残っていたら
確実に首を縦に振らなかった選択を
上が抜けたからこそ選択することができた。
そういうことも、きっとあるのです。
前の世代が言う当たり前が、
本当に当たり前なのか。
それを疑える力が新世代にはあるのです
最後に
今年、後輩たちが
どまつりで大賞をとった作品は
桶狭間が主テーマでした。
僕も桶狭間で
よさこい演舞作品作りたいな
と思っていたことがありました。
実は(笑)
僕が作っても
あのストーリーにはならなかったし
構成にはならなかったな。
と、ふと思ったのです。
その理由は、
名古屋市を超える勇気がなかったから。
それだけは
タブーだとも思っていました。
それでも後輩たちは
新しい着眼点で描いた
自由なストーリで、
大賞をもぎ取りました。
結局、勝者がルールを決めるわけです。
多くのチームが
オール大阪
オール岐阜
のような作品を作ってくる中で、
いつまで名古屋市中区のチームは
その枠にとらわれるのだろう
そんなことを思っていましたが
取り越し苦労だったということです。
おそらく
こういうブレイクスルーは
氷山の一角で、
古い人間の手を離れたほうが
面白くなる世界はあるのかもしれない。
そんなことを感じざるを得ない瞬間でした。
たった一つの解釈で
未来は大きく変わるのだ。
これは1つ大きな学びになりました。
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