日々コースに出れるわけではないので
日常の練習は練習場で行います
ですから
本番さながら練習をする事ができないのが
非常に難点です。
なぜなら、
ゴルフの難しさのほとんどは
コースに出ないとわからないからです。
それを踏まえた上で
練習場の環境の前提条件を改めて確認し
自分が練習場で練習できることは
これだけなのだ
という事実を把握しておく必要があります
そうすることで、
練習場の練習でやるべきことが
より具体的になると思います。
練習と本番の違い
まずは日頃の練習で
どうにもできないことがある事実を
抑えておくことが必要だと思いますので
当たり前のことですが
つらつらと書きます。
足場が違う
足場が様々です。
フラットな所があれば
デコボコいびつな場所もありますし
傾いている場所もあります。
練習場の足場は
最高に打ちやすいようにできています
難しい足場で
踏ん張りながら打つ練習は
練習場ではできません
プレッシャーが違う
目の前に立ちはだかる大きな木や川や池という
ホールのレイアウトに起因するプレッシャー
「今日の目標は〇〇以下でラウンド終了すること」
のように
自分自身で決めた大きな目標達成に対するプレッシャー
練習で積みあげてきたものが
報われるようにしなければいけない
というプレッシャーなどがあります。
これらはコースに出ないと感じられないものです
環境が違う
約6kmほどのコースを
カートも使いながらですが
炎天下の中歩き回ります
時には雨が降り風が吹きます
どんどん積み重なっていく疲労と
過酷な環境でも集中力を切らさない
精神力が必要になります
これも、18ホール日中にラウンドするから
感じる課題です
ボールのコンディションが違う
自分が立つ場所も様々ですが
ボールが置かれる場所も様々です
時には草に覆われ
バンカーに落ちたりします。
パターに至っては
複雑な起伏を持つグリーンの上で打つことになります。
たいていの練習場では
そんな練習はできません。
練習でやるべきこと
練習で本番を再現できないことだらけです。
つまり結論は、
コースでしか学べないことが多いので
コースに出るしかスコアを上げる術はないように感じます
ただ、それだと
なんのために練習するのか
ということになってしまいます
フォームの定着
足場とボールの環境が良い場所で打てないものは
難しくなった時にどうしようもなくなりますから
まずは場所にとらわれずに
正しく理にかなったフォームで
打球できるようにする必要ががあります
ルーティンの定着
戦略を考えて
エイミングして、
スイングに入る。
この一連の動作を
”ルーティン”として
定着させるという練習はできます。
そうすることで、
よりスムーズに動き出せるようになります
ドライバーの練習
ドライバーだけは
練習場だろうが
本番だろうが同じ環境で打つことができます
すなわち
ドライバーの練習はそのまま
本番に活きてくるということです
最後に
練習場でちゃんと仕上げてきたつもりでラウンドし
練習したつもりが出来ていなかったことが
いくつもあることに気づきました
特にきつかったのは
パターの練習を続けてきたのに
本番は傾斜や速さが違うので
それに翻弄されてしまったことと、
練習を重ねてきたアプローチも
ボールがラフにあると
非常に打ちづらかったことです。
どちらも練習場だけでは
克服できない課題です。
スコアを伸ばすのは
一筋縄ではいかなさそうです。
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