大人になると
自分のことがよくわかってきます。
自分自身のことを自分自身が一番よく知っているから
自分の限界を理解しているからです。
そして
自分の価値観は固くぶれなくなっているので
これが正しくてあれが間違い
これをすると失敗する。
こういう時はこっちを選ぶ。
そんな自分ルールが定着しているからです
ですから、
それが通用する範囲で生活することを好みます。
そこでは失敗するリスクが
格段に低いからです。
その対極に成長し続ける大人がいます
彼らは、
確固たる目標を抱え
常に価値観をアップデートしており
立ち止まることをしません。
幾つになっても、
頑なにならず、
成長し続けている背中が
何よりもかっこいいと思います。
そういう人は
若者の方が成長できる
というのが幻想であることを知っています。
幾つになっても
超えなければいけない壁が多いとしても
成長し続けられるということを
忘れたくはないものです。
今回は
なぜ大人になると足取りが重くなるのか
その理由を改めて整理します。
これをきっかけに
改めて一歩踏み出してみて欲しいです。
大人が成長しにくい理由
越えるべき壁が大きいから
上述したように
年を重ねるごとに
“学び”や”教訓”は
積み重なっていきます。
そうやって、
自分が超えるべき壁は
どんどん分厚く
そして高くなっていきます。
自分の能力の限界が見えている中で
それを超えようとすること
悪あがきすることは非常に難しいです
目標の高さが具体的にわかるから
何も知らない人が
夢を口にするのは簡単です。
でも、
一度足を突っ込んだことのある人や
失敗した経験がある人には
次に成功するためには
どのレベルに到達しなければいけないか
それが具体的に見えてきます。
レベルがわかると
自分がそこに到達するたびに
あとどれだけ壁を越えなきゃいけないかが見えるので
踏み出す一歩に物怖じしてしまいます。
レベル1ではないから
未経験者は
何もかもが初めてなので
上達速度が速いです。
しかし
ひとしきり経験して
軽々上達できるところまで
すでに到達してしまっているとすると
話は変わってきます。
そこからもう一段
ステップアップするのは
かなり骨が折れるものです。
一向に上達しないもどかしさを抱えながら
それでも努力を続ける
地道さが必要になってきます
最後に
僕のヒーローアカデミアのエンデバーという
中年の登場人物がいます。
彼は、
劣等感と執着心から
歪んだ価値観を持っていましたが
紆余曲折経て、
それを矯正していきます。
少年漫画の
若い登場人物が
闇落ちしたり
更生したり
挫折を克服したりする
その過程も胸を打ちますが
それ以上の感動があります
多くの大人の登場人物は
なんだかんだ言ってかっこいい
で、片付いてしまいがちです。
それはそれで痺れるのですが。
それとは違い
エンデバー登場回は
弱い部分を認めた上
それを克服する過程が表現されます。
←ヒロアカ5期からでも見てください
1から10を目指す新米主人公の活躍でなくて
50から60を目指すような
ベテランのリアルな葛藤がグッときます。
大人だってまだまだ成長できるんだってことを痛感します。
立ち止まらない限り先に進めます。
足取りが重くなってきたのは
着実に成長しているからです。
足を止めない大人はかっこいいです
次のステージ目指して頑張っていきましょう。
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