新しいハードウェアを売ろうとしたときに
考えるべきことがあります。
ものの売り方を考える
ずっと愛されるものかどうか
多くの買い物は
買った瞬間がピークになります
車や家など
多くの大きな買い物は
買った瞬間から
どんどん古びていくからです。
一方で、
その後その存在が当たり前になり
それがあることで
安心を与えられるような存在に
なることもあります。
これはすごいことです。
どれだけ使っても
常に同じパフォーマンスを発揮し
壊れることがない。
その安定感が
安心を生み
人の人生に根差す存在になっていくのです。
このような、
目に見えない安心感を売っていけるようになれば
十分に価値を発揮できるのでは
と考えられます
固定資産をサービス化する
例えば、
パソコンのハードディスクのように
1つのパソコン1つ付いているものがありましたが
今はその機能を”クラウド”というものをつかって機能拡張し、
ほぼ無限ともいえるようなデータ容量を
獲得できるようになりました。
これは、
もともと記録媒体用に買っていたものが
買わずして使えるようになった状態だといえます。
すなわち、物の購入ではなく
サービスの使用に変わったということです。
同様にして
多くのものが所有せずとも
使えるようになってきました。
これは前述した
長く使うという考え方とは
逆の考え方です。
一度購入したら終わりではなく
何度も使ってもらうことに
ビジネスを見出す考え方ですから。
何事も一歩引いて
売らずに価値を提供できないか
そう考えてみるとよいかもしれません。
ハードウェアがソフトウェアを動作するプラットフォームになる
スマホのようにどんどん
新しいアプリをダウンロードして
常に新しく居続けるような
そんなデバイスを作るというのも
これからのもののあるべき姿だといえます。
スマートドアロックができたように
家のドアでさえソフトウェアが
介入する時代です。
ソフトウェアが本領を発揮できるかどうか
念入りに調べてみるとよいと思います。
最後に
物を作って新しい価値を提供するということ
これは非常に難しいです
改善に改善をかさねて
後はもはやコストとの戦い
どれだけ安くできるかが勝負
そんな気さえしてきます。
その着眼点も間違ってないはずです
それに加えて、
「サービスとして提供できないものか」
という着眼点も捨ててはいけないと思います。
むしろこちらが本流になると思います。
ぜひとも別の着眼点から
商品コンセプトづくりに取り組んでみてほしいです。
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