本日は中田敦彦のYouTube大学で紹介されていた
“貞観政要”について書きます
貞観政要に興味を持ったという話
再現性がおもしろい!!
中国唐の時代
貞観という時期に書かれた
政治の要点を記した書物
それが”貞観政要”です
貞観政要は、
今まで長く続かなかった
過去の帝国の様にはなりたくないと
当時の皇帝李世民が
本気で道徳について学んだ成果が記されている
と言います。
その結果、
唐の時代は300年続きます。
そして面白いのは
この貞観政要を愛読した徳川家康も
1000年もあとに
約300年続く帝国を築いたという
実績があるという話。
ここで何が面白いかというと
・偉大な教訓は時を超えてもなお有効であるということ
・今も昔も本で情報収集していたということ
つまりは、
今も昔も人間の本質や
勉強する文化も習慣は
ずっと変わっていないということです。
未来が読めなくて
右往左往するのはどの時代も一緒
結局過去を教訓に今を活かす。
そして、今あるもので未来を切り開く。
この繰り返しなのです。
李世民に会いたくなる
あっちゃんの話し方のせいなのか
李世民がとにかく身近に感じます。
今回紹介されているエピソードがお気に入りです
歴史書を皇帝に見せると
皇帝の気に食わない表現は
改定されてしまうので、
皇帝には見せてはいけないというルールがあった
とはいえ、気になる李世民は
何かと理由を付けてみようとした。
その問い合わせを受けた部下は
「いろんな理由を付けて
ルールを破ってでも歴史書見ようとしていたことも
そのまま歴史書にかきますからね」
と受け答えをし、李世民をいなした。
そのエピソードは、そのまま歴史書に記された
という話です。
なんとも人間らしい一幕だと
感じないでしょうか。
「いいんですか?
これもそのまま載せちゃいますよ?」
「わかった。わかった。
見ないからやめて(笑)」
という雰囲気そのまま
結局記されているというオチ。
良い人間関係が見て取れます。
太平の世では余裕があるので
こんな笑いもあるわけです。
非常に面白いと思いました。
最後に
すごく興味が湧いたので
ぜひとも読みたいと思いました。
今回、この動画で紹介される言葉の中で
“三つの鏡”という言葉も紹介されます。
・銅の鏡(姿見のこと)
・歴史の鏡
・人の鏡
の3つです。
ちゃんと自分を鏡でみて身を正せ。
歴史を見て行動をわきまえろ。
人の行動を見て身の振り方を修正しろ。
ということです。
歴史ってすごく面白いな。
って思います。
新渡戸稲造も
渋沢栄一も
フランクリンも
知れば知るだけ面白かったことを思い出しました。
今年は、歴史書から
いろいろ勉強していきたいなと思いました。
皆さんも読んでみては?
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