今回お伝えしたいのは
まずメッセージを考えよ
ということです
サマリーや
アジェンダを示すと言うのも王道ですが
そのサマリーで何を伝えたいのか
そのアジェンダは何を伝えるための骨子なのか
そこが明確でないと
伝えたいことが正しく伝わりません
メッセージを最初に考える意義とは
明確な軸が立つから
誰かに何かを伝えたい時というのは
だいたい１つのメッセージに
収束されるはずです。
結局
「あなたとパートナーになりたい」
「自分はこれがやりたい」
「納得いかないので変えたい」
というような”want”が先行する主張であったり
「今すぐこれをやらなければいけない」
というような”must”が先行する主張であったりすると思います
そこを最初に打ち込めると
聞き手は身構えることができるので、
次につながるプレゼンになります。
論点が絞れるから
“いまから自分はこれを伝えるのだ”
ということが明確に見えていると
そこから逸れる話を排除できますし
それに沿う根拠だけに論点を絞れるので
明快な主張を構築することができます。
ＢはＡ
ＣはＡ
ＤはＡ
だからＡであることは明快ですよね
と”帰納法的”に説明することもできますし
ＡだからＢ
ＢだからＣ
ＣだからＤ
だからＤはＡであることは明確ですよね
と”演繹法的”に説明することもできるようになります
最後に
場合によりますが
今日自分が伝えたいことは「・・・」です
とメッセージを先に論ずる方が
「結局何だっけ」
となりにくいので
伝わりやすくなる場合があります。
先に宣言してしまうと
話し手としてはそれから逸れるわけにはいかないので
自ずと話の構成もシンプルになるからです。
凄く有益な情報を用いて
超大作を作ったとしても
主張が曖昧であると
相手になにも伝わらない場合さえあります
“伝わってなんぼだ!!”
という意識を持って
伝えることを意識した話を心がけると良いと思います。
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