コロナ禍の中でチームを維持し
出番に備えて準備を続けてくることの苦しさ
その葛藤を知りました。
だからこそ、
用意された一回きりの舞台が持つ
意味は大きくなります。
誰もが待ち望んだ
現地開催の意義について考えました
現地開催の持つ意味
文化の担い手のモチベーションになる
コロナが蔓延してから
数多くの延期と中止
そして自粛を強要されてきた人たちがいます
我慢をするのは
いつだって本気の人ばかりです。
今を夢中で駆け抜けていく人口が多ければ多いほど
その文化は盛り上がっていき
その熱にあおられた人が
次世代の担い手になっていくわけですから
我慢ばかり強要される時代が続けば
自ずとその文化は衰退して行ってしまいます。
ですから、
残していきたい文化があるのならば
彼らの頑張りをねぎらうためにも
容易に”自粛する”という判断に逃げてはいけないのです。
実績を作ることが大事
昨年、
イベント自粛が相次ぐ中で、
リモートでお祭りを開催するという試みが成功しました。
そして今年は
出場チームや演舞数を限りなく絞ることで
ステージ演舞を復活させました。
オリンピックを成功させたという実績が
“やろうと思えばできる”
という気づきを与えたように、
人が一挙に集うステージ演舞の成功は
1つの大きな実績として
次のイベント開催の
大きな後押しになるはずです。
危ないものには蓋をする
という文化ではなくて
“なんとかして成功させる道を選ぶ”
という考え方がベースにできれば
事態は好転していくと思います。
最後に
どまつりが開催されるまでは
ハイブリッドどまつりのステージ演舞を
“緊急事態宣言が発令されたらなくなる危ういもの”
としか捉えていませんでした。
そんな時に、
コロナの影響を直で受けてきて
多くの自粛を経験してきたチームにとって
替えのきかない、たった一度のステージになることを知り、
“容易に中止にしてしまって良いはずがない”
ということに気づきました
全ての時計が止まったままならいいですが
人生の歩みは止まりません
一人一人の人生は着実に前に進みます。
2度として同じ今は訪れないということです。
祭りはナマモノ。
その時に集った仲間との化学反応で
価値が変わります。
今この瞬間に開催されるべきものは
今でなければいけないのだろうと思いました。
みんなで作るイベントを
みんなで成功させていく。
その過程と結果が重要なんだと思いました。
コロナに負けない勝ち癖をつけていきたい。
人ごとになってしまいますが、
成功を祈るばかりです。
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