今回お伝えしたいのは
アイデアを捻出する際には
できる限り様々な方向から見るべきだ
ということです。
至極当たり前のことですが、
非常に重要であり本質的なので
悩んでいるのであれば
再度意識して見てほしいです。
多面的に分析するということ
正面から見る
正攻法で
セオリーに乗って分析を進めましょう
と言うことです。
教科書通りの方法
ネットに書いてある一般的な方法
など、
誰しも一度は思い付き
試しているであろう見方で
じっくり観察する必要があります。
そもそも、
正面がわからなければ
何が横からで
何が斜めからなのかわからなくなります。
しっかり正攻法を経験しておくことで
始めて亜流が輝くのです。
裏から見る
“Aをできるようにすること”
が目的だった時に、
“Aをしないということ”
を、本気で考えてみてほしいということです。
“命題の対偶が真であれば命題も真である”
と言いますから、
切り口としては邪道と言えど正攻法だと言えます
横から見る
類似品、近しいもの、
仲間同士のものを整理してみると良いでしょう。
近いものからの
横展開は往々にしてあります。
分野は違えど
様々な成功体験は
応用可能であるものです
上から見る
どこから積み上がって
どこに向かって伸びているのか
それを整理するということです。
歴史は繰り返すと言います。
今までの進歩の過程を改めて振り返ることで
次の注力分野が浮かび上がってきます
ねじれの位置から見る
ねじれの位置とは
どれだけ伸ばしても交わることが無い
位置関係のことです。
並行関係や垂直関係などは
一パターンずつしかありません。
一方で、
ねじれの位置は
一つの対象に対して無数に存在します。
正面からでも
裏からでも上からでも横からでもない
とにかく独立した見方をすることで初めて
自分にしかない視点から
物事を眺めることができます
最後に
コンセプチュアル思考と言うものがあります
大局的⇔分析的の様に
両極端の見方から眺めることで
始めて本質が見えてくる
という考え方です。
→コンセプチュアル思考について(こちら)
物事の見方は様々あります。
無数の切り口があります。
その切り口の数だけアイデアがあるはずです。
とはいえ、近代文明が発達し始めてから
数百年経っていますから
自分が初めてそれに気づいた
みたいな革新的な切り口に見つけることは
簡単ではありません。
だからこそ
起死回生を狙うような
一発逆転の切り口から探すのではなく
様々な見方でしっかり分析していくことが
重要であると考えます。
もし、
早急にアイデアを絞り出さなければいけない立場にあったとしても
瞬間的なアイデアに全てを託すわけではなく、
多面的な切り口から
腰を据えて分析をするということを
実践していただきたいです。
より勝率の高いであうことが
できると思います。
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