手間をかければ
いくらでもやれてしまうような
永遠に続く仕事があります。
例えば、
わかりやすい文章を作成するとか
見やすい資料を作るとか
より良いものを作ろうとする作業のことです
これらを
“どこまで突き詰めればよいのか”
それがわかっていれば、
終わりが見えるので頑張れます。
しかし、
どこまで行っても
「もっとこうしたら?」
が続くと、
モチベーションが続かなくなるので、
今すぐにやめたくなります。
「ここまででいいでしょ」
と思うようになります。
それを踏まえて、
どこまでやるべきなのか
考えてみました。
時間度外視で取り組む意義とは
今日伝えたいことは
“時間度外視で取り組む”
という経験を、
何度か繰り返してほしい
ということです。
本質的に
要領よく
より良いものを
作れるようになるためには
経験値しかないのです。
そう考える理由を
3つほど展開します
要領よくなるから
“要領良い”とは
要点を抑えられている
ということです。
つまり、
“ここさえ押さえておけば
合格点が取れる”
その基準を知っているということになります
基本的に
ゴールが見えないからこそ
途中でやめたくなるわけですから
“ここまでやればいい”
がわかるようになることは
大きな収穫です。
その基準がわかるようになるためには
“どこまで作りこめば
合格点がもらえるのか”
それを知る必要があり、
それを知るためにも
何度も突き返されるような
途方もない仕事をしなければいけない
そう考えます。
より良いものが作れるから
“ここにこだわれば美しく見える
この情報を書いておくと親切だ”
そういう価値基準がおおければ多いほど
より充実したものが作れます。
美しいものが作れない人は
美しいものがわからない人です
説明がわかりにくい人は
何が理解を妨げているのか
理解していない人です。
より良いものを作るためには
よりこだわりの強い人から
指導を受ける必要があります。
「なぜそんなことで文句を言われるのか」
そんなことを考えて
頭を悩ませた数だけ
新しい価値基準が生まれるのです。
心の負担が減るから
より短く
よりきれいに
より分かりやすいものが
できるのであれば
それに越したことはないです。
それが
当たり前になれば
そこに気苦労を感じることはなくなります。
最初は
“どこまでやれば満足してもらえるのか”
と頭を悩ませる日々が続くと思いますが
それでいいのです。
とにかく修行だと思って
根気良く付き合うことが
結果としてあなたの力になるのです。
最後に
「いや、最初にいってくれよ」
そう思っては修正を繰り返し
今手掛けている報告書は
バージョン9に差し掛かりました。
正直うんざりです。
でも、
手直しのたびに
学びが大きいので
この機会を逃してはダメだと
思えています。
あなたにとって
“沼”という表現が最適な
苦しいタスクが襲い来ることがあった時
ぜひともその先に
何ランクもレベルアップした自分がいることを
信じて頑張ってみてほしいです。
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