今回お伝えしたいのは
人間の本質は善でも悪でもある。
と言うことです。
ヒロアカから学ぶ人間の本質
余計なお世話はヒーローの本質だ
そうやって、
緑谷出久はいいます。
さかのぼること
幾何年。
中国の哲学者孟子は
紀元前300年くらい前に
同じような話をしていました。
幼い子供がふいに井戸に落ちたのを見れば
誰であっても驚きかわいそうだと思い
助けようとするだろう。
これは、
人がとっさに手を出すのは
色んな思惑が働いたり
算段を立てたりするよりも
ずっと早く
脊髄反射で
“助けなくては”
と言う気持ちが働くからだ
と言うことなのでしょう。
つまりは
脊髄反射で手が出てしまう。
ついつい助けてしまう。
ついつい、
余計なお世話と言われるようなことを
言ってしまうし、やってしまう。
人間には
そんな本質的に善の部分が備わっているんだ
と言うことを改めて感じることができます。
その部分が少なからずあるからこそ、
ヒーローはかっこいいと
共感できるんだろうなと思います。
テラフォーマーズから学ぶ人間の本質
テラフォーマーズは
人間同等の知能と
人間以上の身体能力を持った
進化したゴキブリと戦うマンガです。
人間がゴキブリに遭遇した時に
何か悪いことをされたわけでもないのに
忌み嫌い、頭に血を登らせて
強い殺意を持って対応する。
それと同様に
ゴキブリも人間を見ると
無性にやっつけたくてたまらなくなる
と言う設定の
なかなか残酷で恐ろしいマンガです。
ここからわかるのは
人間には脊髄反射的に
殺意を抱く性質もあるのだということです。
悲しい事実ですが
受け入れざるを得ません。
最後に
そもそも
良し悪しの判断は
人間が決めていることなので、
誰にとってどう良いのか
誰にとってどう悪いのか
そこも曖昧です。
同じことが時代によっては
禁忌とされることもあったし
善とされることもありました。
ですから、
現代の道徳に沿った判断基準としては
人間は本質的に悪い部分もいい部分もあるのだ
と言うことになると思います。
実際には
生まれながらにいい悪いはどうでも良くて
大切なことは、
本質が悪かろうが
いかに善く生きるかと言うことだと思います。
幾つになっても
ジャンプから学ぶことあるな
と思いました。
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