今回お伝えしたいのは、
ホロドモールと言われる
史上最悪な迫害政策があったということ。
そして、
それに伴って生じた
ウクライナ人の民族主義が
今なお懸命に対抗するモチベーションになっている
と言うことです。
今回こちらの動画を拝見し、
なぜ、命をとしてまで戦うのか
という疑問がほぼ解消されましたので
皆さんに共有したいと思います
ホロドモールとは
ホロドモールとは
人工的な大飢饉のことです。
飢饉とは、
天候不良等で食物が確保できず
多くの人が飢えてしまう状態のことを指します。
それが人工的に大規模に引き起こされたのが
ホロドモールだと言います。
かつてソ連は共産主義の国で、
みなで平等に働いて
平等に富や食を分配する
と言う思想を持っていました。
それを実行するためには
全ての土地を
国のものだと言って回収する必要がありました。
そんな情勢のなか、
ウクライナは農業大国であったこともあり
急に土地をよこせと言われることに対して
断固反対しました。
皆で思想を揃えて
強力な帝国を作り上げることが目的である中で
その様な異端者は排斥されるのが世の常です。
詳しくは動画を参考にしていただきたいですが、
最終的にウクライナは
現実的ではない量の穀物を徴収され食べ物を奪われたのと同時に
道に落ちている食べ物を拾うことさえ略奪とみなす
という徹底したルールによって人工的な飢餓状態に突入していきました。
結果として、1000万人以上が人工的な飢餓によって
餓死をしたと言います。
ソ連がウクライナ人と言う民族を危険因子と定義し
徹底的に敵対視したことによって
ウクライナ人事態も自分たちのアイデンティティを
強く意識することになったということです。
加えて、この事実が、
非道な仕打ちをしたロシアには
二度と屈しないのだ
という強い想いが根付いたとも
言えると思います。
命を懸けて戦う理由は何か
今あなたに問いたいのは
「もし自国が攻められた時、命をとして戦いますか?」
と言うことです。
僕の場合は
国の為に命を懸けるのではなく、
家族の為に命を守ることを選ぶ
という選択をすると思います。
一方で、
すぐそこまで命の危機が迫っているのであれば
自分の命を賭してでも守りたいと思うだろうと考えています
このホロドモールの事実を知るまでは
なぜここまで本気で国の為に戦えるのか。
その、団結力はどこから来るのか。
それがわかりませんでした。
しかし、
この事実を知ることで、
ウクライナ人が考える
“ロシアに屈すること”
の片りんを垣間見ることができた気がします。
最後に
歴史を知らないと
正しく理解できない出来事が
たくさんあることがわかります。
実際の出来事には
それに付随するいくつもの事実がある。
その事実を知らずに憶測で話すことは
あまりに無責任だと痛感します。
とはいえ意見を持つことは重要です。
意見があるからこそ、
自分とは違う価値観について興味が持てます。
僕自身、
いくつか持論をもつことで
ウクライナ侵攻には深い関心を持つことができています。
考えて意見を持ち
それを検証するために事実を調べる
この繰り返しが大事なのです。
その様にして関心を持ち
自分の考えを意思表示をすることで広がる価値観に
可能性を見出していきたいところです。
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