【意味づけ大事】配属1年目に自分に伝えたいこと

自分を生きる





本日新入社員が
配属されました。

自己紹介聞きながら
「初々しいな」とか
先輩ヅラした反応をしながらも
思い出すのはやはり1年目の自分でした。

“1年目の自分がそこにいて
自分が目をかけられるのであれば
何を伝えようか。”
そんなことを考えて至った答えが
“意味づけすることが大事だ”
ということでした。

意味づけすることの意義

還元率が上がる

“還元率”とは
1つの行動からどれだけ得られるか
その割合を表します。

1やって2学べるものもあれば
10やって1しか得られないものもあります。

1つの行動から
1個でも多く学びたい新人時代だからこそ
意識したいことだと思います。

例えばバイトで
「スプーン出しといて」
と言われたとします。

何も考えずに
言われた通りに行動すると
“スプーンを出すこと”
しかしません。

ここで、
「なぜスプーンを要求されたのか」
その意味に一歩踏み込むと
見え方がガラッと変わります。

今から提供するものが
スープだということに気づけると。

“スープを提供すること”と
“スプーンを出すこと”が紐付けられます。

スプーンを出すという行動が
スープを提供するという一連の流れの
一部であることに気づけます。

“スプーンを出せ”
という指示1つから、
スープが出た時の一連の流れまで
習得できる可能性があります。

これが非常に大事なのです。

 

新人は何もわからないので
まずはできそうなことから
「これやってみようか」
とお願いをされます。

その作業を一つ覚えることが
まずは大事なのですが、
それだけだと勿体無いことばかりです。

実際仕事というのは
長い一連の流れの中の一部です。
直列につながっていることもあれば
並列で進んでいることもあります。

今自分がお願いされたことが
どの仕事と結びつくのか。

それを意識しておくのと置かないのでは
学びの効率が全く違ってきてしまうのです

定着率が上がる

1度やったことを再現するために
学んだことを定着させる必要があります

“意味づけ”をすると
非常に定着率が良くなります。

いわゆるエピソード記憶として
根深く刻まれるからです。

 

例えば1枚のグラフを作る時に
エクセルで必要な数字を選んで
見やすく図示することだけを意識すると
エクセルとパワポの能力はつきますが
他の内容は身につきません。

一方で、
もし、そのグラフが
“どの会議体で使われるのか”
“誰に対して報告するものなのか”
“それを使って何を伝えたいのか”
そこまで踏み込んで考えることができたとしたら
グラフの横軸と縦軸の意味1つ1つに
納得することができるので
その仕事全体の理解も深まるのです。

 

新人のうちは
“量よりも質”だと
つくづく思います。

100やって凄そうに見える人も
10しか残ってないかもしれません

だとしたら、
50やって40身につけたほうがいいのです。

最後に

考え方一つで
物事の捉え方を変えられるので
ぜひあなたにも採用してほしいです

以前
“意味のない日を作りたくない”
というモチベーションで
意味づけについて紹介しました。
こちら

結果が出なかったものを
“何もなかった”
“やらなければよかった”
と記憶から消してしまうのは勿体無いのです
だからこそ意味づけをして
意味を与えてあげるようにしよう。
そういう話も書きました。

“意味づけする習慣”があると
残りカスからも学びを吸収できます。

 

僕自身たくさん経験してきましたが
あの時の経験はここに繋がっていたのか。
そう思う瞬間が驚くほどあります。

それは社会人生活だけではありません。
時には大学生活や高校生活の一幕さえも
記憶に蘇ります。

 

日常のどの瞬間も
全く無駄ではないことに気付かされます。

 

ぜひ、
意味づけ習慣を体得していただきたいです。

 

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