今回お伝えしたいのは
夢のマイホームはほしくなるものの
本当に手に入れるべきものなのか。
それを改めて考えてみてはいかがでしょうか?
ということです。
どの選択も結局正解だと思いますから
自分の最善だったと自信を持って言えるようにしたいです。
マイホームが欲しい人に問いたいこと
本当に今その空間が必要ですか?
これが一番気になる所です。
マイホームを買うということは
ライフステージに限らず
将来を見据えた上で
十分満足し得る形の家を買う
ということを意味します。
将来子供二人の4人暮らしをするから
ということで
子供もいないうちに
大きな広い家を買うと言うことは
果たして正解なのか?
という話です。
車で言えば、
本当は趣味使いできるような
かっこいいSUVを買いたいところ
家族で遊びに行けるように
大きめの車を買いますか?
と聞かれたらNOと答えるの人も
多いのではないでしょうか。
しかし
家を買うときは
比較的余裕を見て
無理をしててでも
理想の家を買う選択をすると思います。
その選択肢は正しいのでしょうか。
例えば、
2人の内は二人の家に住む
子供が小さいときは
子供部屋を作らないで
大きなワンルームの家にする
立地は親の援助を受けられるように
実家の近くにする。
子供が大きくなってきたら
子供部屋を作るために
3~4LDKの家に住む。
なるべく子供の通う学校の近くを選ぶ
子供が独立したら、
のんびり暮らせるように
平屋の家を建てる。
この様にライフステージごとに
拠点を移り変えていった方が
需要に遭ってかゆいところに手が届くような
暮らし方ができるのではないか?
そう考えるのです。
仮にマイホームを買ってしまうと
その反対の現象が起きます。
何をするにもどこに行くにも
マイホームが拠点である
という制約が付いて回ると言うことなのです
利息を払うなら利息もらった方が良くないですか?
マイホームを買うときに
現金で一括購入できれば
何の問題もないのですが、
そうでない場合、
金利を支払わなければいけません
3000万の借金をすれば金利1%だったとしても約500万円は
利子として金融機関に支払はなければいけなくなります。
だとしたら、払うはずだった500万を
投資信託で運用してみてはいかがですか?
という話です。
その場合毎月5万円で10年間
600万円を金利3%で運用したとしたら
約700万円(+100万)になります
毎月10万円にすればやく1400万円(+200万)
になります。
今すぐ必要ないのであれば、
ローンを組む必要はないと思うのです。
本当にその資産を売りますか?
家賃で毎月払っているお金の方が
捨てているようなもんじゃないか。
そういう意見もたくさんあると思います。
そういう考え方なら
冷蔵庫も洗濯機も
電子レンジも全て資産なわけですが、
買った分値崩れせずにリセールに出せましたか?
という話です。
途中で古いものを売って新しいものに買い替えるならともかく
壊れて使えなくなったから手放す
という考え方をしているのであれば
マイホームだってそうなるのでは?
と思うのです。
すなわち、リセールバリューが残っているうちに売りに出し
次の家に乗り換えますか?
ということです。
もし売らないのであれば
資産を抱え込んでいるだけだ
ということになります。
最後に
とはいえ、
“思い出の場所”があるというのはやはりいいこと
帰る場所があると言うのはいいこと
その思い出を買うためなら苦しい思いをしてもいいかもしれない
非合理的なことをしてもいいのかもしれない。
そうも思うのです。
つまりは
人生一度きりだからこそ
どんな選択をとったとしても
その全てが正解になるように解釈すればいいのだ
ということです。
「お前は損をしている」
と決めつけるのは間違っている
正解か不正解か
得か損か
それを決めるのは自分であって
お前ではない。
そう言ってやればいいと思うのです。
だからこそ
自分が決める決断は
慎重に丁寧に
考え抜いてしなければいけない
ということでもあります。
ベストな選択ができなくてもいい
ベストな選択だと思えるようにしていきましょう
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