真面目な奴は損をするという言葉がありますが、
真面目な奴が得することもあることに
気づきました。
一言で言えば、
改善の糸口を見つけられる
という点で得をします。
改善活動には価値があります。
そこにはチャンスがあるのです
真面目が得する話
確かに損もする
真面目が損をするのは
半ば当然の理だと言えるかもしれません。
真面目な人は、
たとえ、サボったとて、
お咎めを受けないようなところも
手を抜きません。
ですから、
過半数の人が手を抜くところで
手を抜かずにやりきるので
その分は確かに損するのです。
例えば、
整理整頓や掃除などです。
誰かがやればいいものを、
わざわざ手を挙げてやる必要もないので、
いつも、そういう汚れ仕事というか
残飯処理のような仕事は
真面目な人が片づけることになるということです。
責任感の強い真面目な人は
そういう意味で損をしがちだと言えます。
損から学びを得る
一方で、
そういう損な役回りをしている人にしか
見えない景色があると思うのです。
例えば、
事務処理のような仕事です。
確かに、
事務職のパートナーをつけておけば
「後はやっておいて」
で済むのですが、
任せている側は
一生その大変さに気づくことはないです。
なぜ
その繰り返し作業が必要なのかも
考えることもないです。
めんどくささの中にある
改善の糸口に気づければ
そのアイデアは会社や社会全体を変えることもあります。
その瞬間の効率化だけを目的にしている人は
大きなチャンスに気づけないのです
大きなチャンスがそこにはある
例えば、
日頃諸手続きを担当している人が、
この業務だけ一向に紙媒体だな
と気づいたとすれば、
そこをデジタルにするだけで、
かなりの効率化が図れます。
それが、
自社だけでなく、
世の中のすべての会社で共通の困りごとであれば、
大きなビジネスチャンスにもなります。
そんな、
たいそうなことでもなくて
好転させるきっかけにはなります。
いままで、
人に任せきりだった部分をやってみると
その大変さに気づけます。
それに気づけると、
たまにはやってみようかとか思えたり、
実際に行動には起こせなくても
労いの言葉を変えれるようになったりします。
個人間のとっても小さな話かもしれませんが、
人の為に起こせる小さな行動は
想像以上に良い印象を与えるので
周りの環境を一変させることになります。
最後に
めんどくさいことを、
真面目に取り組んでみて初めて、
見える景色があります。
任せきりだったことを
やってみて気づく大変さもあります。
何がそんなに嫌なのか、
何がそんなにめんどくさくさせるのか、
それはやってみないとわかりません。
他の着眼点でいえば、
アイデアは素晴らしいが
それ誰がやる?
みたいなことってありませんか?
めんどくさいから
やめようよ。
ってなったことないですか?
そういうものほど、
まずやってみたほうが
良かったりします。
“くそ真面目上等!!”
くらいのモチベーションの方が
学習と成長の観点から見ると
逆に効率的と言えるかもしれません。
ぜひあなたも
真面目に何かやってみてはいかがでしょうか?
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