今回お伝えしたいのは
ロシアのウクライナ侵攻は
言ってしまえば国家上層部の言い分によるもので
国民が全てそう考えているわけではないということです。
この事実は
どの国でも同じであることを
暗に示していると感じます。
各国で表明される
国民からの意志表示を見れば
その事実は一目瞭然です。
国家体制と国民のギャップについて
ロシアの場合
ロシア国内で
国民による決死のデモ活動が行われている事実は
世界中に大きく報道されています
いくつかのニュースでも
国民の声の多くは反戦争であることに
振れています(ご参考)
国のトップが掲げる大義名分が
恥ずかしいとまでいう国民がいる
その事実は忘れてはいけません
中国の場合
言論が厳しく制限される中国でも
満を持して声を上げた有識者がいた
と言う事実をニュースで知りました。
→(ご参考)
武力による主権国家への侵攻は
既存の国際安全保障システムを破壊するものだ
という声明を出したところ
まもなく消去され閲覧できなくなった
と言うことです。
言論統制されて
世に出る情報の多くに信ぴょう性がない中で
タイムリーで生々しい出来事だと感じました。
最後に
国民の代表として
国政のかじ取りを行う為政者が
国民の声を捻じ曲げて
都合の良い大義名分を掲げるようなことが
今平気で起きている事実を目の当たりにしています。
国家主導で行われているその行動が
その国民性を決めているとするのであれば、
そこに住む人々にとってはいい迷惑です。
例えば、
ロシアに関わる全ての活動は
結果的にロシアの税収に繋がります。
そのお金は間接的にでも
軍事費様に回されている。
と言う事実があるとすれば
その国が関わる多くの事柄を
拒絶する必要が出てきます。
具体的に言えば
スポーツや文化的な活動
もちろん企業の経済活動などです
そうなってしまえば
全然思ってもいないところで
自分のアイデンティティが悪さをして
関係のない努力が否定される
なんてことも起こり得るのです。
指導者や国家体制が
いくつかの違いを生んではいるものの
その中にいる国民の考え方は
どの国においてもそんなに変わらないのでは?
なんてことが見えてきませんか?
望んでもないことで
人をひどく傷つけ、
その上で自分自身が損を被るなんて
あり得ない話です。
台湾統一について中国の方が
どう考えているかを知る術はないので憶測ですが、
軍事介入による強引な統合は
望んでいないのでは?
と思ってしまいます。
むしろそう思っていると信じたいです。
国民の声が届く国家体制になって
悲しくなるような事実が
一つでも減ることを願うばかりです。
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